2020年の西武ライオンズは勝率5割の3位でした。



中盤まではBクラス確定かと思われましたが、終盤の攻勢で一気にクライマックス争いまで来ましたが、最後はロッテに敗れて3位となりました。

辻監督は就任してから、2位、1位、1位、3位と結果だけを見れば名将です。


暗黒期のライオンズを引き継ぎ、さらに毎年主力が抜ける中でのこの結果は十分過ぎる結果です。


が、他球団ファンからしたら贅沢な悩みだと思いますが、物足りなさを感じる方も多いです。


原因は、

今年のロッテとのクライマックス争いや、昨年、一昨年のクライマックスでの敗退など短期決戦での勝負弱さだと思います。




ソフトバンク工藤監督はシーズンは大したことないですが、短期決戦だと勝負手が決まりまくります。



逆に辻監督は頑なにいつも通りの采配で負けています。


工藤監督が良いと言う訳ではなく、辻監督の方が良いですが、やはり辻監督も監督としてさらに成長して引き出しを増やしてもらいたいです。


辻監督の課題は、選手マネジメントです。



黄金期脳の辻監督は固定したがりますが、今季、多分来季もそれは難しい陣容です。

また、正々堂々と真っ向勝負をするほど余裕のあるチームではありません。


打線は固定打順に選手任せの攻撃で、同じ投手にやられる場面を今シーズン何度も見ましたね。


過去のクライマックスでもいつも通りの選手任せ打線でしたし、課題の投手陣もいつも通りの運用で負けました。

調子や相性によって柔軟に起用することと、作戦をたて選手にケースバッティングを徹底させることが必要です。



相手の嫌がることを徹底的にやることも必要です。

どんなに良いバッターでも7割はアウトです。そのアウトをどう使うのかが重要です。



特に金子、木村、源田はアウトになるにしても自由に打たせてポップフライではなく、進塁打を打つように徹底させたいです。





選手層の薄いライオンズなので、クライマックスの時には大抵満身創痍の状態です。

しかし、その選手層の薄さをカバーする選手起用も出来ていません。



2020年西武ライオンズ総括打者編でも書きましたが、

既存戦力を最大化させれば選手層の薄さを補えます。



打者だけでなく、投手も同じです。



2軍の選手は良い時に1軍で使う事が必要です。


今年は榎田や十亀なんかは良い時に2軍でしたし、1軍にあげても中継ぎ待機なんて事もありました。


辻監督には選手マネジメントをもっと上手くなってもらいたいです。





西武球団は松井稼頭央を監督にしたがっています。



采配批判はしますが、ライオンズファンとして辛かった伊原、田辺政権の暗黒期を変えてくれた辻監督には感謝してます。

辻監督にはこのまま監督をしてもらいたいです。



それに、内部調整で人事を行うライオンズが落合監督とか栗山監督とか大物を引っ張って来れる可能性はありません。

松井稼頭央以外なら多分潮崎を選ぶと思われます。




常に結果を出し続けないと代えられてしまう辻監督は大変ですが、

監督として自らも成長してもらいたいです。


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