決まらぬ開幕外野スタメン争いに、ベテランとなった金子侑司選手も参戦です。
かつては、秋山翔吾が去った後の1番センターを期待されていた選手です。
ただ、その期待を大きく裏切ったためヘイトも集めやすい選手でもあります。
チームとしては、愛斗選手を放出してまで長谷川、蛭間選手と若手中心の外野手を想定していたのでしょうけども、伸び悩めばこうやってベテランがそこに入って来ます。。。
現在、オープン戦5試合11打席で4安打と打つ方でアピール中です。
かつての盗塁王もここ数年は盗塁失敗も多く、足でのアピールはむしろマイナスとなります。また、アプローチ面もさほど良い訳ではなく、四球で出塁することも少ないため打つしかありません。
打球は安定はしませんが、良い時は既存外野手の中では上位ですので、この強みを活かしたいです。
外野手問題は、ここ数年ずっと課題のままです。
球団的には、愛斗、鈴木選手に期待をしてましたが伸び悩みにより愛斗選手を放出し、蛭間、長谷川選手へと舵をきりました。
蛭間、長谷川選手は育てば大きくWARを稼げる可能性もある選手ですので、それ自体は良いのですが、あくまで育てばです。
ある程度我慢の起用も必要となりますが、我慢するにも悪い状態で使い続けるのではなく、アプローチ、打球と良化の兆しが見え始めてからです。
今はまだファーム調整中ですので、開幕は間に合わない可能性も考えて既存外野手達の奮起が必要です。
昨年の成績的には、アプローチ面、打球面と両方上位なのは岸選手です。
ポップフライも多く率が伸びてきませんが、外野手の中では四球も選べ強い打球も打てる選手です。
ただ、キャンプからB班で調整が続いていますし、それ程首脳陣からの評価の高さも感じられないため、もう少し時間はかかりそうです。
長谷川選手はファームで結果も出始めましたが、もし岸、蛭間選手がもう少し時間がかかるとなれば、金子選手の開幕スタメンの可能性も高まって来ます。
コルデロ選手は少なくとも200〜250打席は我慢するでしょうから、開幕レフトが濃厚です。
センター、ライトが決まりませんが、現在A班で出ている西川、若林、金子選手と正直誰が出てもそんなに変わりません。
伸びしろ的には殆どない金子選手は優先的に使いたい選手ではありませんが、絶好調時は固め打ちもする選手です。
シーズン通してを考えるレギュラーなら開幕は7、8割の状態で良いですが、今の金子選手は良い時にのみ使う選手ですので、残り5試合でコンディションを高め開幕にピークを持って来たいです。
絶好調時なら戦力になりますので、打つ方でアピールを続けたいです。
ヘイトを集めやすい選手ですが、使える可能性のある選手は誰でも使いたいですし応援しています。
大きく成績が伸びる可能性は低いですが、一時的でもチームに貢献し存在感を示したいです。
↑↑ポチッとお願いします