今季は先発として、大きな成長を見せている與與座海人投手です。

沖縄でのベストピッチに続き、昨日も6回までノーヒットと素晴らしい投球でした。
昨年までは、先発に中継ぎに起用にこなせてしまうことからも、便利屋として使われる事が多かったですが、昨季後半からは1軍先発としても結果を出し、今季の飛躍にも繋がっています。
今季はここまで4勝を挙げていますが、
防御率2.33 WHIP0.88 K/BB8.67 QS66.7%
指標的にも素晴らしい成績を見せています。まだ規定投球回に達していませんが、K/BBは日ハム加藤投手の13.75、佐々木朗希投手の11.11に次ぐ好成績です。
最も良いのは制球です。
昨季はシーズンで38.2回と、今季のここまでの投球回数と同じなのですが、BB/9 2.33 → 0.70
と大きく向上しています。昨年の数字も良いのですが、今季は圧倒的な制球力を誇るようになりました。単にゾーン内に投げられるという事ではなく、ボール球スイング率も高い事から、ストレートの球威もあり、上手くボール球を振らせる投球もしている事が分かります。
特に、アンダースローの特性を活かした、高めの釣り球で空振りが取れるのは強みです。今季は、高めの釣り球のストレートだけでなく、高めのスライダーも効果的です。アンダースローの鬼門でもある、左打者のインハイに食い込んでくるスライダーは武器にもなっています。
また、昨日の森選手とのバッテリーでは、カーブで上手く緩急も付けた投球を見せました。
スライダー、シンカーで左右の揺さぶりも出来、高低や緩急も使え投球の幅も広がりました。
ストレートに球威はあるとはいえ、基本は投球術で勝負をする投手です。
與座投手自身も、クイックを使って投げるタイミングを変えたりと工夫もしていますが、制球が良いことから、リードする捕手としても腕の見せ所です。
昨日は森選手が良いリードをしましたが、ここまでの活躍をすれば、他球団は研究、対策をしてきます。
特に、左の好打者が多い楽天打線は厳しくなりそうです。
出来れば楽天打線は避けたい相手ではありますが、ローテ投手としてどこかで戦わなくてはならない場面も出てきますし、バッテリーで話し合い対策を取りたいです。
與座投手のここまでの活躍は素晴らしいですが、シーズン通して活躍出来るかが今後の課題です。
良いときもあれば、悪いときもあるので、その悪いときに、それなりの投球が出来ればといった所です。
QSもしっかり達成していますし、便利屋ではなくローテ投手として、今後も期待したいです。
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