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呉念庭選手が、今季限りで退団する事になりました。


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突然の事でしたが、非常に残念です。


2021年にブレイクし、選球眼が良く長打もあり勝負強さもある所から、栗山選手を彷彿とさせる打撃を見せました。


個人的にも、サードのレギュラーとして期待をしていましたが、そこから伸び悩み、一時的に活躍しても続かずにレギュラー獲得とは行きませんでした。


今季から松井監督に変わり、自身の不調も重なった事でサードのスタメンとしての優先順位も下がりました。


監督が変われば起用のされ方も変わるのは良くあることではありますが、それを覆す程の結果を出すことも出来なかったのは残念です。



シーズン終盤には、まだ試合があるのに台湾への派遣を球団も許可するなど、戦力として大きく見込んでいないと感じていましたが、今回自身の希望もあり退団となりました。



個人的には、今季の起用のされ方を見る限り戦力外もあり得ると思っていました。しかし、まだまだ戦力にはなりますのでそうならなくてホッとしましたが、こういう形で退団となったのは寂しいです。



ただ、後ろ向きな退団ではなく、まだやれる内に母国である台湾でプレイしたいという希望のための退団です。


まだNPBでもやれる力のある呉選手なら、台湾リーグで大きな結果を出すことも出来ると思います。


突然の事で寂しいですが、自身の夢でもあった台湾でのプレイに全力を尽くしてもらいたいです。




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外野レギュラー最有力候補だった愛斗選手は、今季は苦しいシーズンでした。



既存外野手の中では最も実績があり、守備も良く長打もある選手ですが、今季は不調により3軍を経験するなど厳しいシーズンとなりました。



73試合に出場し、打率.214、4HR、OPS.559と低調に終わりました。


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課題は、アプローチ面の悪さです。


長打もある打者ですので相手バッテリーとしてはボール球を振らせに来ますが、それをまんまと振ってしまうため、今季も267打席で四球は僅か3です。


以前からアプローチ面は課題でしたが、秋山翔吾が去って4年間成長があまり見られません。


選球眼が悪くスイング率も高めなので、何でもかんでも振ってしまいます。特に外のスライダーに弱くボール球でも振ってしまうため、そこに投げていれば抑えられる打者になっています。



IsoP.117と既存外野手の中では長打力もありますが、現状当たれば飛ぶけど当たらない状態ですので、アプローチ面を大幅に改善させたいです。



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積極的なスイングは愛斗選手の持ち味です。


上手くハマればそれが良い結果になることもありますが、ここ4年間の成績を見る限り、レギュラーを目指すなら打撃スタイルを変えないと厳しいです。


シーズン後半では、スイングを控えめにする打撃を試しているように思えました。実際、60%近いスイング率が40%程度まで減らす試合も後半はありました。まだまだ外のスライダーにくるくるですので、その打撃スタイルがモノになっていませんが、一時的ではありますが結果も出ています。


昨年は、バットを短く持つ試みもしヒットを量産する時期もありましたが、打球が弱くなるデメリットもあり再びバットを長く持つようにしました。


ライオンズ野手陣は、打球の弱い選手も多い中、愛斗選手はパワーもある選手ですので力強い打球を打つことも出来ます。アプローチ面を改善してこの長所を活かしたいです。



今季は佐藤龍世選手が大きく飛躍をしましたが、何でもかんでも振らずに、狙い球を絞りスイングを減らした事が飛躍の要因の1つでもあります。


選球眼の悪い愛斗選手も同様にとは行きませんが、少なくともレギュラーを目指すならスイング率が高すぎるため、控えめにしなければなりません。


ファームでは打てていますし、力はある選手です。今季散々な成績ではありますが、個人的にはそれでも既存外野手の中では上位の評価と期待をしています。


ただ、愛斗選手を含めた既存外野手達は、そろそろ見極めの時期に入っています。


補強の少ないライオンズですので、ここまで待ってくれましたが、長谷川、蛭間選手と次世代の外野手が頭角を現し始めていますので、愛斗選手としては来季結果を出したいです。




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トミージョン手術を行った佐々木健投手は、順調にリハビリを行っています。




手術して3ヶ月経ちますが、現在は可動域も拡がり痛みもなく順調との事です。


佐々木投手は貴重な中継ぎ左腕です。


今季は、肘の痛みにより離脱しましたが、1軍で21試合に登板し、防御率0.87、WHIP1.06、K/BB1.63の成績です。


昨年中継ぎとして頭角を現し、制球に課題はありますが、150キロ近い速いストレートにチェンジアップのコンビネーションで、空振りも取れる左腕中継ぎとして重宝されました。


起用法が便利屋となっていましたが、安定感さえあれば勝ちパ入りの可能性も感じる投球を見せていました。


対左打者で起用される事も多いため、今季からは投球スタイルを変え、ストレート主体の投球からツーシーム主体の投球にしました。



左打者のインコースにツーシームを投げ込みゴロを打たせる投球が特徴的で、GO/AO2.91と狙い通りゴロアウトを量産する結果も出しました。



空振りが欲しい時にはチェンジアップ、ゴロを打たせる時にはツーシームと投球の幅も拡がりましたが、肘の痛みもあってかストレートの球速が平均で140前半となかなか上がらなかったので、手術をしたことで球速も140後半を平均で出せるように戻したいです。


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トミージョン手術ですので、来季はリハビリの年になります。


本人は、長く野球をやるために肘の痛みに対して騙し騙しやるのではなく手術を決断したとの事ですし、再来年の本格復帰を目指して段階を踏みたいです。


左投手で左打者のインコースにツーシームが投げ込めるのは武器になりますし、速いストレートが復活すればチェンジアップで空振りを奪う場面も増やせると思います。


大卒社会人入団ですので、年齢的には来年28歳と決して若手ではありませんが、長くプロ野球選手でいるための手術の決断ですので、焦らずにじっくりリハビリを行い、再来年には支配下復帰し再び1軍マウンドで投げる姿を見せてもらいたいです。




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