中熊選手が肘痛のため、育成の古市選手が第4クールからA班に合流することになりました。
今季は正捕手を決めずに、捕手陣で束になって戦う方針でしたが、懸念していたように早速その束が細く薄くなってきました。
ライオンズには、岡田、柘植、古賀、斎藤誠、中熊、野田選手の支配下6名、牧野、古市、是澤選手の育成3名と9人の捕手がいますが、現状4名が怪我となりました。
今年の捕手はタフネス路線で行くとちょっと前に記事になりましたが、怪我人だらけです。。。
高卒ルーキー野田選手、大学で控えながらプロ入りした是澤選手は即戦力ではないため、中熊選手の怪我により使える捕手が育成の古市選手しかいません。
昨年の今頃は、ファームの投手不足を心配していましたが、今年は捕手です。
実際昨年は、懸念していたようにファームは投手不足に陥り、先発投手が100球以上当たり前に投げ、中継ぎは連投や回跨ぎも当たり前にやって何とかこなしました。
ただ、捕手となると代わりがきかない事から苦しくなります。
使えるコンディションの選手は当然1軍に行きますので、ファームでは怪我をおして出場するか育成選手の枠で何とかやりくりするしかありません。
イースタンは、育成選手の出場枠に制限もあるため、投手、野手にも試合で使いたい育成選手がいる中、本来は支配下捕手に1試合守って欲しい所です。
今後も捕手に怪我人が出るかも知れませんし、不安が募ります。
以前、平井投手のトレード話という怪報道がありました。
控え外野手との妄想トレードでしたので釣り合わない話でしたが、この状況だと捕手なら可能性も出てきます。
こうなると、無理を承知で近藤健介選手獲得を目指すよりも、伏見捕手獲得に向かっておけば良かったです。
個人的にも、戦力的に大きなプラスにはならなくても、正捕手が抜けるチームにキャリアのある伏見捕手は欲しかったです。
獲得に向かわなかったのは、同じくキャリアのある岡田捕手に見通しが付いたのかと思いましたが、まだ痛みもありどうなるか分からない現状では、球団としての見通しの甘さが昨年の投手不足同様に出てしまいました。
もし、柘植、古賀捕手のどちらかが怪我でもしたらシーズンが終わってしまいます。
トレードだと捕手の価値は高いので、損を覚悟でやらなくてはなりません。なかなか難しい所です。
そこで、現状唯一1軍に上げられる古市選手を試すことになりました。
古市選手にとっては支配下入りの大チャンスです。
肩は良いですが、まだまだこれからの選手ですので即戦力とは行きません。ただ、フェニックスリーグでは打撃が良かったので、伸び盛りの選手でもあります。
中熊選手の状態次第では、古市選手のコンディションに問題なければアピールしなくても支配下入りになり、そのまま開幕1軍の可能性もあります。
古市選手もそれ程頑丈なイメージがないのが心配ですが、まずは万全のコンディションでプレイ出来るという所を見せたいです。
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