昨日の、劇的な大逆転勝利の勢いそのままに行きたい、ヤクルト戦です。
辻監督は、たとえチャンスに内野ゴロでも、取れる時に確実に1点を取り、それを投手が抑える大人の野球を目指していますが、
ライオンズは良くも悪くもイケイケドンドンの、勢い野球の気質があるので、流れの悪い現状では、その気質をいい方向に使っていきたいです。
本日のスタメンは、

ライオンズは交流戦のチーム打率.272と比較的よく打っていますが、得点圏打率が.221と低い状態です。
ライオンズは打撃のチームですし、この得点圏での打撃を改善したいです。
昨日はホームランで勝ちましたが、やはり理想はランナーを貯めての一発です。
得点圏打率が低くても、ここぞの一発による複数点で勝つことが出来るのも、ライオンズの特徴ですので、活かしたいですね。
先発は上間です。
イースタンでは、プロ初の完投勝利も上げました。高橋光成、今井と神宮のマウンドに苦しみましたが、アドバイスも貰っていると思いますし、自分の投球が出来るように、頑張ってもらいたいです。
ヤクルト先発は、日ハムからトレード移籍した高梨です。知ってる投手ですし、上間を助けるために初回から攻めていきたいです。
【結果】
呉、愛斗、岸と今年飛躍した選手達の活躍でリードを奪い、首脳陣も執念の継投で逃げ切りを図りましたが、後ろの投手が1枚足りませんでした。宮川が力尽き、
6対9で敗戦です。
【投手】

上間
立ち上がりから制球が定まらず2失点。さらに、立ち直ったかに思えた3回にも失点をして、次の回から交代しました。左打者へのシンカーで、ゴロを打たせられたのは良かったですが、ストレートは130中盤と球速も出ておらず、変化球もスライダーが決まらずに苦労しました。
上間自身も降板後に言ってますが、高橋光成同様に、神宮の環境に適応出来ませんでした。制球、球威共に不完全燃焼の投球でした。
森脇
1点ビハインドの4回から登板。真ん中寄りのストレートを打たれて、失点しました。
フォークは比較的低めに決まりましたが、フィニッシュに持っていくまでのストレートが、力も弱くコースも甘く入りました。
十亀
スライダー中心の投球で打たせて取りました。表の回にホームランを打った愛斗の好プレイもあり、無失点です。
ギャレット
ヤクルトの上位打線相手という事で6回ですが登板です。荒れ気味でしたが、今度は表の回にホームランを打った岸の好プレイもあり、無失点です。與座
下位打線相手ということもありましたが、與座が1点リードの7回に登板です。高低を投げ分け3人で抑えました。
今日は柔軟な継投がここまでは功を奏しています。
宮川
1点差の8回に登板。ここを抑えれば、9回は平良がいるので実質勝ちになります。が、力尽きました。
四球でランナーを貯めて大量失点です。
いい日悪い日の差が大き過ぎるのがネックの投手ですが、今までのビハインド時に見せていた、良いパフォーマンスが出せませんでした。
相手のポイントとなる打順には、早めにギャレットを使い無失点で抑えて、追加点を待ちましたが、上手く行きませんでした。
森脇、十亀、ギャレット、與座、宮川、平良の継投予定でしたが、與座の7回起用は、思い切った継投が上手く行きました。
宮川が結果を出せませんでしたが、柔軟な良い継投でした。
しいて言えば、増田不在が大きく響いた試合でした。
【野手】

岸、森、呉、愛斗がマルチです。
岸、呉、愛斗にはホームランも出ています。
試合を振り返ると、
初回からヤクルト先発高梨を攻めて、満塁のチャンスを作りますが無得点。
今年のライオンズは、ここで一気に行けないのが、もどかしいです。
しかし、
2回に岸のタイムリーで1点差にすると、
3回には、2試合連続となる、
呉の2ランホームランで逆転です。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 6, 2021
バックスクリーンに
飛び込んだ💥💥💥
\
2試合連発🔥#呉念庭 逆転ツーラン🌈
⚾#プロ野球(2021/6/6)
🆚ヤクルト×西武
📲#DAZN 👉 https://t.co/xwdESKU85y#埼玉西武ライオンズ #seibulions #NPB pic.twitter.com/KjQIYiVWPu
ヤクルトに逆転されますが5回には、
愛斗の同点2ランホームランです。
さらに6回には、
岸のソロホームランで勝ち越しです。
呉、愛斗、岸と今年の怪我人続出のライオンズを救う、象徴的な選手達の活躍で逆転まで持っていきます。
首脳陣は、ギャレットを早めに投入し、追加点を待ちますが、追加点は取れませんでした。
試合には負けてしまいましたが、呉、愛斗、岸と離脱者の穴埋めをしっかり果たしている中、勝てないのは痛いです。
主力が打つことはもちろんですが、失点を防ぐと言う意味でも、増田、源田の復帰が待たれます。

↑↑ポチッとお願いします