10.19メットライフドームの日ハム戦は、松坂大輔のラストゲームです。



試合前には、引退会見が行われました。



引退は、今年のキャンプのブルペン練習中に、何の前触れもなく、右打者の頭付近にボールが抜けた事が大きかった様です。



右手の痺れが影響して、指先の微妙な感覚がコントロール出来なくなっての事です。



晩年は怪我との戦いと話していましたが、満身創痍の中、本当に頑張りました。本人も批判されても諦めずにここまでやってきた自分を褒めたいと話していましたが、最後まで松坂大輔としてマウンドに立つことを目指してくれた事は、ファンとして感謝したいです。



家族の話になると涙も見せました。引退後は、家族との時間を増やすとの事です。

今回の引退試合の注目度を見ても、松坂大輔の存在感は別格です。野球界のトップに立った事も、怪我をしてドン底を見た事もある稀な選手です。



野球界に恩返ししたいとも話をされていたので、その経験を活かして、

いずれはライオンズに指導者として戻って来てもらいたいです。



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会見後には、先発として日ハム戦に登板しました。

全5球、最速は118キロでした。


四球でしたが、この状態でもストライクが入りましたね。今日の投球からも、満身創痍が伝わりました。剛速球はもう投げられないけど、マウンドに立ったヤクルト伊藤智仁の引退登板を思い出しました。



この状態でもファンのために、マウンドに立ってくれた事に感謝です。


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試合終了後には、グラウンドを1周しファンに挨拶をされました。



そして、最後は松坂大輔がプロとして育った、ここ所沢のマウンドに挨拶へと行きました。


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チームメイトや松坂と縁のある日ハム選手たちが集まり、松坂をマウンド上で5回胴上げを行いました。


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12月4日に行われるライオンズサンクスフェスタにも参加をされるようなので、ファンへのメッセージはまたそこで聞けそうです。



ナイターですし終電もあるのでと、引退セレモニーはファン感でと松坂は話していましたが、西武鉄道を使ってメットライフドームに行くという流れを理解した、最後までライオンズっ子でした。




今ではパ・リーグも人気リーグとなりましたが、松坂が入団した頃は、まだまだパ・リーグは人気が低く、テレビでは巨人戦ばかりの時代でした。



松坂がライオンズに入った事で、パ・リーグの注目度も上がり、ライバルたちと切磋琢磨し、パ・リーグ各球団の努力もあり、魅力的なリーグになりました。



実績だけでなく、一野球選手としてもプロ野球界に多大な貢献をしてくれました。


プロに入り23年間、その前からもずっと注目されていましたので、本当に長い間お疲れさまでした。



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