ライオンズのファームでは、20歳の川野涼多選手と19歳の山村崇嘉選手がショート争いをしています。


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川野選手は、昨年ルーキーながらショートとして、高い守備力で注目をされ、打撃も良くなってきた事から、今季のキャンプではA班に抜擢されました。



1軍のショートには、絶対的なレギュラー源田がいますのでレギュラーは難しいですが、キャンプできっかけを掴んでファームで大きく成長してもらいたかった選手です。



ただ、今季は不調もあり、さらに打撃センスが評判のルーキー山村に、ショートを多く守らせた事もあり、大きく飛躍とは行きませんでした。





山村選手は期待のドラ3高卒ルーキーです。野手育成に実績のあるライオンズとしては、将来の主軸候補としてじっくり育てたい選手の一人です。


まずはショートとして育成を始めた事から、川野選手との併用起用となりました。






今季の川野選手は、

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72試合 OPS.644、出塁率.297、長打率.347、  三振率20.4%、四球率9%




山村選手は、

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85試合 OPS.592、出塁率.250、長打率.342、  三振率26.9%、四球率3%




どちらも若い選手なので、まだまだこれからと言った成績でした。



 



ショート守備に関しては、


川野選手

41試合8失策

山村選手

59試合24失策

若い選手だからとはいえ、エラーが多かったです。特に山村選手は改善必須です。



配置換えで、ファームの内野守備コーチとなった阿部コーチには、明確な課題が目の前にあるので、改善するために尽力してもらいたいです。



本当は、源田を即戦力と見抜き、山野辺をまだ時間がかかると直ぐに判断出来た、守備の目利きの出来る、辻監督にも見てもらいたいくらいです。






ショートは内野守備の要です。


内野守備の崩壊は、伊原、田辺政権の暗黒期に散々見ました。辻監督に代わり、源田がショートを担った事で、守備が落ち着き、チームの躍進に大きく貢献しました。






ショートは守備力が大事なポジションです。ただ、打てなくては使われないです。


中島裕之が抜けた後、しばらくショート不在でしたが、守備の良い永江は打てな過ぎてレギュラーになれませんでしたし、打撃の良い浅村は送球の不安定さからショートを外れました。




そもそも、中島裕之も決して上手いショートではなかったですが、ある程度守れて、かなり打てる選手なので使われていました。



今は、かなり守れて、ある程度打てる源田がレギュラーです。



川野、山村選手は今はまだ、打てなくて守れない選手なので、突出したものを身に着けたいです。







現状は、源田のバッグアップには守備力の高い山田がいますし、平沼選手も内野ユーティリティとしています。


川野、山村選手は、しばらくファームで育成出来る陣容ではありますが、源田のFAが近いことを考えると、来季にはファームでもある程度の数字は残したいです。




川野選手は、守備の安定性を高める事と、出塁率を高める事が求められます。パワーを付けて長打も打てるようにしたいですが、大砲タイプではないので、三振を減らし確実性を上げたいです。




山村選手は、まだショートと決まった訳ではないので、流動的になると思いますが、伸ばしてもらいたいのは打撃です。今季は三振が多く、四球が少ない成績ですが、広角に長打も打てる選手なので、秋山翔吾の様な中距離打者になってもらいたいです。






両者共に期待をされている選手ですが、何年もその期待は続きません。




来季は大型ショートの中山選手も入ってきます。



毎年、新入団選手が入ってくるのがプロ野球なので、期待される選手も毎年更新されます。



まだ若く先があるとは言え、期待されている間に、必死に練習して物にしたいです。




来季のファームのショートは誰が掴むのか、ショート争いの競争も楽しみです。



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