今季は初勝利、初セーブをあげるなど、シーズン後半戦に存在感を出した田村伊知郎投手です。
今年は初勝利、初セーブをあげるなど手応えのあるシーズンを過ごした #田村伊知郎 投手!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) November 20, 2021
この秋は継続と補強に取り組み中です!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #所沢秋季練習 pic.twitter.com/50ss13FrfU
昨季は敗戦処理ではありましたが、良い投球を見せ、個人的にも今季の飛躍に期待をしていましたが、球威、制球共に安定感に欠け、降格となりました。
イースタンでは、150キロのストレートで三振を取る力強い投球が戻り、防御率1.13、WHIP1.00、K/BB3.00と抜群の成績を残し、シーズン後半戦に入り1軍昇格し戦力となりました。
1軍では昨季同様に、敗戦処理からの再スタートでしたが、シーズン終盤には僅差を任される事も増え、そこでも好投を続けました。
初勝利には涙も見せましたが、辻監督からも田村はずっと頑張ってたと労いの言葉が印象的でした。
今季の1軍成績は、
22試合 31イニング
WHIP1.06、K/BB1.25、被打率.167
敗戦処理がメインだったとは言え、チームへの貢献度の高い良い内容でした。
球種別では、
メインはストレートの投手ですが、カットが12.5%、チェンジアップが16.3%と空振りが取れ、被打率も1割を切っています。
力のあるストレートで押していき、カットやチェンジアップで空振りを狙うスタイルです。
1ボールからのストライクを取りに行った球が、被打率.571と極端に高いので、カウントの取り方は課題となってきます。
田村は、1試合辺り1.4イニングを投げる、回跨ぎも連投もやってくれるタフさが武器です。
今季終盤は、負けこむことが多く、しかし、そういった試合でもイニング消化はしなくてはならないので、タフな田村の貢献度の高さが身に染みる試合が増えました。
ただ、来季こそは、僅差で使われる投手へと飛躍してもらいたいです。
今季はストレートやチェンジアップが抜ける場面もあり、安定感に欠けました。
しっかり投げ切れば、150キロのストレートを軸に、チェンジアップも効果的に働きます。
回跨ぎも連投も出来るタフさは田村の武器です。敗戦処理としての便利屋ではなく、僅差での便利屋枠を狙い、ブルペンに欠かせない投手へと飛躍を期待したいです。
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