今季のライオンズは投打ともに不甲斐ないシーズンとなりましたが、中でも弱点は投手と外野手です。


投手陣は、高橋光成、今井、松本と先発陣に明るい兆しが見えて来ましたが、長いシーズンを戦う上で、先発の枚数は必要になってきます。




外国人や新人も入ってきますが、奮起してもらいたいのは、1.5軍クラスの先発投手たちです。




今回は、その1.5軍クラスの先発投手陣たちの話です。

現状のローテーション予想では、高橋光成、今井、松本は確定、残りは新外国人、渡邉に加えて、隅田、佐藤といった期待の新人、そして1.5軍クラスの先発投手たちとなります。




今はまだ先発投手として半人前の、浜屋、與座、本田、佐々木、上間の中から、ローテを担える投手に成長する投手が1人でも出れば、ライオンズ先発陣は大きく変わります。






今季の1軍での先発成績は、



浜屋

8先発 防御率6.63 WHIP1.77 QS 0%


上間

5先発 防御率6.33 WHIP1.64 QS 0%


本田

6先発 防御率4.21 WHIP1.44 QS 0%


與座

5先発 防御率1.11 WHIP0.86 QS 20%


佐々木

2先発 防御率6.75 WHIP2.50 QS 0%




打たれているので当然ですが、QSが低い結果となっています。


この中では最も若い20歳で、まだ伸びしろも感じられる上間に関しては、まだ育成途中といった所なので、今後に期待したいですが、浜屋、與座、本田、佐々木辺りはキャリアや年齢的にも、来季は1軍で戦力化したい所です。







與座は先発として、後半戦は存在感を出しました。成績的にも、1.5軍クラスの投手からの脱却の期待が持てます。しかし、アンダースローの天敵である左打者対策は必須です。





先発投手として独り立ちしてもらうのが理想ですし、そうなってもらいたいですが、


現状は他の1.5軍先発陣たち同様に、使い方次第の先発投手です。




ライオンズは限られた予算の中での編成であり、決して戦力層は厚くはないです。




そのため、支配下選手は全員1軍で勝つための戦力として使いたい所です。



投手、野手共に、1.5軍クラスの選手は、使い方次第です。


ローテを回すのが難しいのであれば、相性を考慮し、且つ調子の良い時に計画的に1軍登板させることが基本です。


そのためにも、ライオンズが苦手な1、2軍の連携は必須です。2軍で無双し、調子が落ちてから1軍へというのは失くさなくてはなりません。





また、来季はもう少し上がるとは思いますが、リーグ平均48%のQSが、ライオンズは37.8%と他球団と比べて圧倒的に低いです。



1.5軍クラスの投手のQSも上げることを期待はしますが、現実的には別の方法も考えて中継ぎ負担を減らしたいです。





具体的には、


與座+佐々木、本田+浜屋の様に2人で1試合任せるような運用も考えたいです。


先発投手が長い回を投げる王道スタイルが理想ではありますが、出来ないのであれば、ライオンズは失うもののない最下位チームですし、與座に4〜5イニング行かせて、6回頭から3〜4イニング佐々木が投げ、勝てそうなら平良を9回にという様な、王道スタイルではなく奇策もありだと思います。



ただ、いきなりやっても上手くは行かないので、第2先発スタイルを導入するなら、イースタンでも試したい所です。





先発も中継ぎも出来る榎田がいれば、すぐにでも出来るのですが、残念です。。。



来季優勝を目指すためには、投打ともに主力の復活が必要ですが、1.5軍クラスの選手たちを上手く使う事も、戦力層の薄いライオンズにとっては大切です。




限られた戦力を有効的に使えるように、首脳陣の手腕にも期待したいです。



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