今季は中継ぎとして活躍を見せた十亀剣投手です。


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長年先発としてチームを支えて来ましたが、若手の台頭に加えて、十亀クジと呼ばれる様な良い日、悪い日の差が大きい不安定さ、また近年は、大事な試合に打ち込まれる事も増え、首脳陣からの先発としての信頼も低くなってしまいました。



11勝をした2015年、8勝をした2017年は、WHIP1.30台、K/BBは2.00台と指標的にも、今の先発3本柱くらいでしたが、そこを境に年々成績も下がり、今季は中継ぎとして再出発となりました。





今季の成績は、


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40試合 WHIP1.50 K/BB1.37

奪三振率5.85 与四球率4.27




今季は、ルーキーイヤーの41試合に次ぐ40試合に登板しました。




前半戦は中継ぎとして存在感を出し、特に6月は奪三振8.59と素晴らしい投球を見せました。



しかし、後半戦は三振が取れなくなり、不安定な投球が続きました。




左右別被打率の成績は、右.203に対して、左.377と左打者が明確な課題となっています。



今季の成績からは、使い方の限られた投手です。



そのため今季は、右打者へは十亀、左打者へは武隈と、セットで起用される事が多かったです。



来季も同様な使われ方をすると思いますが、それに加えて、十亀の長所を活かした起用法も視野に入れてもらいたいです。







十亀の長所は、体の丈夫さとイニング消化出来る所です。



先発が早期降板する事の多いライオンズです。大差が付けば敗戦処理の起用となりますが、まだ逆転できる点差なら、火消しの中継ぎを挟んで、次の回の頭から十亀をロングリリーフで起用する事も視野に入れてもらいたいです。







十亀もFA移籍せずに残留してくれた選手です。



残ってくれたので、目一杯戦力として使えるようにしたい所です。



今季のように、対右の強打者での起用に加えて、第2先発的なロングリリーフでの起用もしてもらいたいです。



先発はある程度頭数も必要ですので、いざとなれば先発も出来る十亀は、ライオンズに必要な戦力です。



ベテランとなりましたが、若い投手を助ける存在へとバージョンアップしてもらいたいです。



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