最大出力は高いものの安定感に欠けた、ドラ2左腕の佐々木健投手です。



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ライオンズ待望の左腕投手として、今季は中継ぎや先発も行いました。



ファームでは、150キロのストレートにキレの良いチェンジアップで、三振も奪うなど期待の持てる内容でした。ただ、回を追うごとに球速が下がり、制球を乱すなど先発として不安材料はありました。また、中継ぎとしても制球の不安定さから失点を重ねてましたが、人材不足から1軍に昇格させ、中継ぎ、更には先発もさせました。



1軍では、6月の中日戦で中継ぎとしてデビューし、2回1失点。更には楽天戦で先発起用され、4回8安打3失点でした。2度目の先発となったオリックス戦では、先頭打者にわずか3球で危険球退場となるなど、今季は5試合1軍経験をしましたが、結果は出せませんでした。



8月にはチームの自粛ルールを守らずに、女性と会っていた事が週刊誌にも取り上げられ、1ヶ月の謹慎処分となりました。



復帰後は先発としてファームで経験を重ねましたが、三振を多く取ったり、突然打たれだしたりと、不安定さは変わりませんでした。



ルーキーイヤーは、制球難と私生活の問題が印象的な1年でした。





ただフェニックスリーグでは、


18イニングで17奪三振、K/BBは驚異の17.00と、大きくアピールしました。



突然、制球が乱れ打たれだす不安定さはありますが、ハマれば奪三振マシーンなる、最大出力の高さは見られました。






ルーキーとは言え、大卒社会人なので来季は26歳です。







投手としては、年齢的には今が旬です。



フェニックスリーグで好投した時のように、右打者のインコースを突く速いストレートに、左打者へは低めのチェンジアップ、スライダーを投げきれれば戦力になると思います。






三振が取れるのは大きな魅力です。




最大出力は高いですが、今の安定感のなさからは、シーズン通してとなると難しいです。



しばらくはファームで調整し、調子の良い時に1軍に上げる、1、2軍の上げ下げが必要な投手です。


フェニックスリーグでは長い回も投げられましたが、球威が落ちるようなら中継ぎとして短いイニングを全力で投げる投手として育てても良いと思います。



今季は私生活の問題を起こしましたし、今オフの間は、プライベートも野球漬けで来季に向けてパワーアップしてもらいたいです。




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