シーズン途中に日ハムからトレード移籍してきた、公文克彦投手です。



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ライオンズの泣き所である、左打者対策として起用出来る中継ぎ左腕です。



トレード移籍してから、イースタンではイマイチでしたが、1軍の駒不足もあり見切り発車的に昇格されましたが、まずまずの成績を収めました。



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24試合

WHIP1.34 K/BB2.80 奪三振率6.75



四球の多いライオンズ投手陣の中では、比較的ゾーン内に投げ込める投手です。




起用は対左打者が中心ですが、



右.333 左.256



成績的に左キラーとまでは言えませんが、左打者対策が必須のライオンズ中継ぎ陣の中では良い成績でした。




トレードに出される選手ですので、完璧とは行きません。



気になるのは、年々空振りが取れなくなって来ている所です。



2017、2018年と奪三振率8点台でしたが、徐々に落ちています。



球種は、ほぼストレートとスライダーですが、最も活躍した2018年と比べると、



2018年

ストレート 被打率.326 空振り率6%

スライダー 被打率.177 空振り率15%



2021年

ストレート 被打率.345 空振り率4.7%

スライダー 被打率.244 空振り率10%




ストレートはある程度打たれているのは変わりませんが、スライダーで空振りが取れなくなってきています。




スライダーが生命線の投手なので、キレ、制球共に復活させたいです。




榎田、小川を切ったライオンズですので、来季の中継ぎ左腕は武隈、公文にかかっています。



酷使される中継ぎ投手が毎年活躍するのは難しいですが、まずはしっかり休んでフィジカルを整えて、来季はシーズン通して活躍をしてもらいたいです。



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