今季レイズに所属した、クリス・マッツァ投手に日韓の複数球団が興味と言う情報です。

先発も中継ぎも出来る、制球の良いサイドスロー投手です。
32歳の投手で、あまりプレイには関係ないですが、あの、ジョー・ディマジオと血縁関係があるとの事です。
投球としては、平均で145キロのストレートに、決め球はスライダーです。他にもカット、シンカーを投げます。
右サイドのスライダー投手だと、平井の様に左打者が課題となりますが、マッツァ投手はシンカーを使えることから左打者とも勝負出来る投手との評判です。
2020年はレッドソックスで先発として6試合登板して、防御率4.80、WHIP1.63の成績を残しています。
2021年はレイズに移籍し、メジャーでは中継ぎとして14試合に登板しましたが、防御率4.61、WHIP1.21、奪三振率6.91、与四球率2.30の成績でした。
2021年の3Aでは、
26試合37イニング
防御率3.16 WHIP1.05 奪三振率11.37 与四球率3.08
制球は安定しており、スライダー、シンカーと左右の揺さぶりに加えて、球を動かして打ち取る、技巧派スタイルです。
特にスライダーは、メジャークラスからも三振を奪っており、決め球として機能しています。
投げ方的にもイメージは、元ライオンズのデニー友利氏っぽいです。
マッツァ投手の奥様が、ライオンズのTwitterをフォローした事で、ライオンズ行きが取り沙汰されています。
今季は中継ぎでしたが、2020年はレッドソックスで、2019年は3Aで先発投手でした。
スライダーは良さげですが、シンカーをどこまで使えるかです。
日本のボールは、メジャーより滑りづらいと言われていますが、問題なくシンカーが使えれば良いのですが、スライダー投手になってしまうと、平井と被るので使い所が難しいです。
先発、中継ぎ問わず、欲しいのは三振の取れる投手です。
三振が取れる事に加えて、先発なら長い回を投げられる投手、中継ぎなら左打者にも強い投手です。
マッツァ投手は、成績的には三振を取れる投手です。
しかし、ボールを動かすタイプとの事なので、球団はニールの様なイメージを持っているのかも知れませんが、2019年は3Aで14試合76イニングを記録しており、メジャーでは球数を制限するのでイニングは少なくなるとは言え、今季は中継ぎでしたし、先発として長い回を投げられるかは不透明です。
逆に中継ぎとしては、シンカーが使えれば、左右関係なく登板出来ますが、シンカーが使えないと、他のライオンズ中継ぎ陣と同じ、左に弱い投手となってしまう可能性もあり心配です。
個人的には、中継ぎなら球が速くて決め球のある、パワー系の投手が良いのですが、マッツァ投手獲得となれば球団としての考えも注目です。
マッツァ投手もアメリカ人です。
通訳を募集した事で獲得が噂されている、中南米の選手は今後となります。
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