今季のソフトバンク戦は、13勝9敗3分と唯一勝ち越しました。




チーム打率.236、OPS.665と、今季は日ハム戦に次いで良い成績ですが、物足りないです。一方、チーム防御率3.67、WHIP1.36は良い成績で、チーム平均37%のQSも、ソフトバンク戦ではQS52%と、昨年のソフトバンク戦のQS20%から大幅に改善しました。




先発投手の頑張りが、ソフトバンク戦の勝ち越しに大きく貢献しました。




【投手】

高橋7試合3勝1敗 防御率2.76

今井2試合0勝0敗 防御率2.57

松本4試合3勝0敗 防御率2.42

鷹キラーの高橋光成だけではなく、今井、松本も良い成績を収めました。苦手意識はもうありません。



他には、平井が序盤の好調時に当たった事もあり、4先発3.18と良い成績でしたが、波もありますし、来季はおそらく中継ぎです。ニールが3先発8.62、浜屋が3先発8.40と打ち込まれているので、勝ち越すためには、3本柱以外の投手の活躍も必要です。


隅田、エンスといった新戦力に期待です。




中継ぎも、平良、水上、森脇、武隈とソフトバンク戦は抑えていますが、10試合で防御率2.79と、登板数も多いギャレットの穴埋めが必要となります。







ソフトバンク野手別では、


柳田.371、デスパイネ.313、栗原.261、中村.268、松田.230、今宮.155

右打者は比較的抑えてますが、松田が打点14、デスパイネが打点12と多いので、ランナーを貯めた時には要注意です。

また、明石.313、牧原.313とライオンズ専用機は今季も健在でした。



柳田には今季もかなり打たれました。

楽天、日ハム、オリックスは2割台に抑えていますが、ライオンズは毎年打たれていますし、このレベルの選手は簡単ではないです。打たれ過ぎではあるので当然対策は取りつつも、ある程度は打たれる事は前提に、柳田の前後をしっかり抑えたいです。








【野手】

森.316、川越.351、栗山.283、呉.267

呉が打点14と最も多く、ソフトバンク戦での勝負強さを見せました。前半の好調期だった事もありますが、来季はシーズン通してこのパフォーマンスを出したいです。




中村.247、源田.228、山川.222、外崎.158、愛斗.156

中村、源田、外崎、愛斗はソフトバンク戦がワーストの打率です。

また、山川は今季ソフトバンク戦はホームラン1本と少なく、打点も稼げませんでした。







ソフトバンク投手別では、


石川5先発3.74、東浜3先発2.76、千賀3先発0.87、武田2先発1.69、高橋礼2先発2.87、松本3試合3.66

昨年は石川6試合、東浜4試合としつこくぶつけられ、両者共に防御率2点台と抑えられましたが、今年は石川は0勝3敗と攻略出来ました。


ただ、東浜は打てずに、比較的打っていた千賀には、今季は全く手が出ませんでした。


ライオンズキラーの武田、高橋礼も健在です。



苦手としている投手が多いので、来季もライオンズ戦に登板してくると思います。



大量点は取れなくても、ここぞの場面で点を取り、投手陣の頑張りで逃げ切る試合展開にしたい所です。









今季のソフトバンク戦は、高橋、今井、松本の先発投手の頑張りに加えて、呉の勝負強さが光る結果となりました。



苦手意識は払拭したとはいえ、資金力豊富なソフトバンクですので、来季も同じようにと楽観視は出来ません。




FAで又吉を獲得し、有力な新外国人も獲得しています。資金力があるので、多めに獲得も出来ているので、戦力層も厚いです。




それでも、昨年のソフトバンク戦のQS20%から、今季52%まで改善した事を見ても、今季のように先発投手の頑張りがあれば勝てる可能性も高まります。



打線の復調に加えて、今季同様に先発投手たちの好投を期待したいです。




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