今季の楽天戦は、8勝15敗2分と大きく負け越しました。



ファン心理的には、今季から楽天ライオンズにした元凶でもある、石井一久GMが監督になったので、大きく勝ち越して引導を渡したかっただけに、非常に残念です。



楽天戦は、チーム打率.236、防御率4.54、また、OPS.636、WHIP1.64はどちらもワーストで、投打ともに奮いませんでした。




【投手】

高橋1試合0勝0敗 防御率2.57

今井5試合2勝2敗 防御率4.91

松本5試合1勝2敗 防御率2.87

渡邉4試合2勝2敗 防御率5.09

浜屋3試合0勝2敗 防御率3.86

先発は、楽天戦のQS32%と最も低く、中継ぎも水上7.94、ギャレット5.23と防御率が高く、苦手としている投手が多いです。





楽天野手別では、


浅村を.250、1HRとパ・リーグ内では最も抑えました。







一方、


小深田.302、鈴木.290、茂木.286、岡島.272、辰巳.270、島内.265


左打者対策が必要なライオンズですが、楽天打線は左が多いこともあり、かなり打たれました。



特に、島内の打点21を始め、茂木、鈴木、辰巳、岡島と二桁打点を上げられています。



一番の問題は、ぶっちぎりで多い、楽天戦の与四球140個です。



今季唯一勝ち越したソフトバンク戦では、与四球82個でしたので、楽天戦ではいかに余計なランナーを出しているかが分かります。また、与四球が増えランナーを貯めると、ストライクを取りに行った甘い球も増えることから、失点も増えてしまいます。



ライオンズは制球難の投手が多く、左打者だとアウトハイに抜ける場面も多々見られます。



小深田や辰巳辺りは、他球団は抑えていますし、そこまで脅威的な打者ではありません。今季は、楽天打線の中心である浅村を抑え込んだだけに、脇役の打者をランナーに出してしまうのは、もったいなかったです。




左打者の多い楽天戦の与四球の多さは、改善必須です。


ライオンズには、元監督の平石コーチも来ましたので、情報を貰い、怖がらずに投げられるように対策を取りたいです。







【野手

中村.313、森.303、源田.274、呉.261、山川.258

栗山.246、外崎.211

打率的には打っていなくはないですが、チーム本塁打15、長打率.334、OPS.636は最小となっており、塁には出ても、それ程点には結びつかない結果です。


楽天戦の相性的には、山川、中村が良いです。


山川は4本、中村は3本ホームランを打っています。これに新外国人も含めて、ランナーを貯めて長打で点を取れるようにしたいです。




楽天投手別では、


岸7試合2.23、瀧中5試合2.57、則本2試合3.21、早川2試合3.86、田中5試合4.55、涌井3試合9.22

岸に4勝とやられてしまいました。また、瀧中も多く対戦しましたが抑えられる事が多く、早川には2戦2勝されています。



中継ぎは、安楽、酒居、ブセニッツ、松井と抑え込まれていますので、ライオンズとしては序盤から点を取りたいです。







楽天戦は、投手陣の改善がポイントです。

ファン心理的には、負け越したくない相手ですので、平石コーチの持っている情報を活かして、来季は勝ち越したいです。




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