今季のロッテ戦は、10勝11敗4分と、2017年の辻監督就任以来、初の負け越しです。





2017年+8、2018年+9、2019年+8、2020年+6と、ロッテ戦は相性の良い貯金カードでした。




今季も相性の良さを感じさせる、不思議な勝ちも多々ありましたが、優勝争いをしているロッテと最下位争いのライオンズの差が、終盤は特に出てしまいました。





勝ち越した昨年と比べると、



チーム防御率3.50→3.48、WHIP1.35→1.37、QS41%→36%



チーム打率.231→.225、OPS.683→.646、    出塁率.309→.299、長打率.374→.347



負け越しているので当然昨年よりも成績は落ちますが、指標的には、投手よりも打線の不調が大きかったです。







【投手】

高橋7試合2勝3敗 防御率3.52

今井3試合1勝0敗 防御率3.18

松本2試合1勝1敗 防御率4.08

高橋、今井で貯金を作れませんでした。ここぞの場面で、ライオンズ専用機のマーティンに打たれた印象が強いです。




ロッテキラーの本田は、2先発で防御率1.80、WHIP1.20と相性の良さを見せましたが、奪三振率1.80と空振りが取れずに、苦しむ場面も多かったです。ただ、相性は悪くないので、本田の調子が良い時は積極的に起用したいです。



中継ぎでは、十亀が9試合で防御率0.96でしたので、先発が早期降板したら、ロングリリーフをしても良かったです。






ロッテ野手別では、


マーティン.343 9HR 19打点

今季のロッテ戦はマーティンにやられました。
他球団は1割〜2割前半に抑えてますが、ライオンズ戦に関しては吉田正尚クラスの打者となってしまいます。

対策必須の打者です。



他には、藤岡.319、佐藤.286、山口.289、岡.286、藤原.265、安田.253とライオンズ戦での成績が良いです。




昨年も同じような事をロッテ戦の総括で書きましたが、次世代の藤原、安田はライオンズ戦で打ち出して来ているので、ライオンズキラーにさせないように、しっかり抑えておきたいです。







【野手】

森.326、中村.295、源田.290、金子.275

外崎.222、山川.206、愛斗.206、栗山.203、呉.164


森、中村の中軸が、よく打っているので点は取れるものの、大量点を狙うには、低打率の選手達の活躍がもう少し欲しかったです。



チームホームラン数22本、盗塁27は最も良い成績です。



山川6本、愛斗4本とホームランを打っていますが、愛斗は後半息切れしてしまったので、来季は今季の前半戦のように、ロッテキラーぶりを見せてもらいたいです。





ロッテ投手別では、


小島5先発4.00、岩下5先発7.83、美馬4先発2.20


今季も小島とは多く対戦しました。
小島も岩下も打ってはいるものの、小島2勝1敗、岩下3勝2敗と勝ち越されました。



今季のロッテ戦は、投打が上手く噛み合いませんでした。



また、今季対戦は1試合のみでしたが、佐々木朗希投手が、飛躍の兆しを見せています。


素材的には、日本を代表する投手になれる可能性を秘めていますので、完全に覚醒する前に打っておきたいです。







ロッテ戦はマーティンにやられた印象が強いですが、投打ともに若手が伸びてきているので、若手選手達も要注意です。



ライオンズも長年ソフトバンクを苦手としてきましたが、苦手意識を持っていた選手も入れ代わり、今季は勝ち越しました。




ロッテも苦手意識を持っていない若手も出てきたので、来季はしっかり抑えて、好相性は維持したいです。




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