ライオンズは、来季外国人選手5人体制で臨む予定です。
ここまで、エンス投手、オグレイディ外野手、そして本日、タカハシ投手を獲得しました。
よって、新外国人獲得は残り2人となります。
ここまでの獲得した外国人3選手の成績です。
ディートリック・エンス投手
19試合71.2回
防御率2.64 90奪三振 WHIP0.89 K/BB5.00
今季3Aではありますが、圧倒的な成績を収めました。成績的には、山本由伸クラスの活躍です。ニールの代わりの先発ローテ入りが期待されます。
ブライアン・オグレイディ選手
74試合.281 15HR OPS.913 三振率25.8%
ライオンズの弱点でもある外野手を補強出来ました。指標的には優れた成績です。今季在籍したスパンジーの直前の3A成績は、
113試合.309 14HR OPS.876 三振率32%
オグレイディ選手の方が三振が少ないですが、成績的には似ている選手です。オグレイディ選手は、外野が専門のスパンジーといった所です。
ボー・タカハシ投手
KBO
7試合36.1回 防御率4.91 46奪三振 12四球
WHIP1.58 奪三振率11.3 与四球率2.95
今夏からKBOに移籍しました。先発として被安打は多いですが、高い奪三振率を誇ります。しかし、KBOのレベルは日本と比べると低いです。以前ライオンズに所属したバンヘッケンも、韓国リーグでは活躍してましたので、判断が難しい所です。
ただ、夏前までは3Aで投げていたので、KBOよりは参考になる3Aでの今季成績は、
3A
18試合89回 防御率4.45 89奪三振 32四球WHIP1.28 奪三振率9.00 与四球率3.2
被弾されやすいようですが、高い奪三振率は変わりません。成長途中の投手ですが、ポテンシャルの高さは見せられています。渡辺GMはリリーフとしての起用を明言しましたので、指標通りの奪三振率を出せれば、大きな戦力です。
残りの外国人は、投手と野手を1人ずつです。
野手は、辻監督から大砲タイプとスパンジーみたいなタイプの2人とコメントがありました。
以前、スパンジーみたいに複数ポジションを守るクリザン選手が噂されましたが、その後の進展もなく、代理人の売り込み説が濃厚となりました。渡辺GMもオグレイディ選手を、大砲ではなく中距離ヒッターと表現しましたし、スパンジーみたいなタイプは、成績的にもオグレイディ選手だと思われます。
よって、次の新外国人野手はメヒアに代わる大砲タイプです。
問題は、タカハシ投手の位置づけです。
リリーフとして獲得との事ですが、ギャレットの代わりなのか、ダーモディの代わりなのかです。
ギャレットの代わりとしては、タカハシ投手は本来先発ですし、中継ぎとして直ぐに勝ちパ入りを期待とは行きません。
年俸2000万との事ですし、育成ありきの投手ですので、ギャレットの穴は他の外国人で埋めるとは思いますが、ライオンズの補強は斜め上を行くことがありますし、予算的にどこまで余力があるのかも心配です。
ダーモディの代わりとして、5人目の外国人としての位置づけなら、残りの新外国人投手に期待をしたいです。
ニール→エンス
スパンジー→オグレイディ
ダーモディ→タカハシ
メヒア→?
ギャレット→?
エンス投手、オグレイディ選手と今の所、予算が厳しい中、まずまずの新外国人補強が出来ています。
タカハシ投手に関しては、ライオンズの戦力的に、育成ありきのワンチャン期待枠外国人を取る余裕はないとの考えもありますが、それでも、今季の西武グループの赤字額を見る限り、個人的には球団は少ない予算の中、外国人に関しては頑張っているとは思います。
ただ、外国人の場合は日本の野球や生活、文化などにフィットするかと言う問題が大きく、指標通りとは行きません。
出来るだけ早く来日して、日本の野球に慣れてもらいたいです。
後は、
しつこいようですが、ファームのイニングイーターを、年俸の安い戦力外の中から獲得してもらいたいです。
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