貧打に泣いたここ2年のライオンズは、打順を繋がりのある打線にする事は課題の一つです。






以前、ライオンズOBの石毛氏が辻監督に、自分の役割を明確にするために、打順をコロコロ変えずに固定する事を進言しました。




確かに強かったライオンズ黄金時代は、レフト以外は固定打順でした。




辻、平野、秋山、清原、デストラーデ、石毛、吉竹、伊東、田辺と、30年前の子供の時の記憶もスラスラ言える程、固定されていました。




辻監督もライオンズ黄金時代の選手でしたし、今までの采配を見ても、固定打順の考えは持っています。





他球団でも固定打順の時は強いと言うイメージがあるようですが、それは本当なのかを調べた阪神ファンの方についての記事です。











全公式戦1万904試合を調べる、労力を厭わない阪神愛に溢れた方ですね。






結果を言えば、固定打順の時は強いと言う結果です。




もう少し細かく言えば、固定打順を組める戦力、チーム状況だから強いと言う事です。




チーム状況が良いときは、あまり打順をイジらないのが定石ですので、こういった結果になると思います。





日替わり打線で強かったのは、私の知ってる範囲で言えば、20数年前、仰木監督時代のオリックスが、コロコロ変わる日替わり打線で勝ち進んだ、仰木マジックと言われた時くらいです。




まだ分かりませんが、おそらく来季の日ハムもビッグボスが監督なので、日替わり打線を組みそうではあります。






ただ、日替わり打線でも軸はしっかりしていました。



 


投打の柱が居るだけではなく、機能すればチームは強くなります。




今季優勝したオリックスは、吉田正尚と言う絶対的な柱がいながら低迷していましたが、福田、宗、杉本と吉田正尚の前後が固まった事で、打線が機能しました。




2018年のライオンズも、秋山、浅村といった打線の中心に、2人の間に源田、後ろに山川、森と居たことで、打線が機能しました。








今のライオンズの打線は、森が中心です。




本当なら森、山川が打線の中心ですが、山川はここ2年成績を落としているので、今の所は森がライオンズ打線の中心です。





2018年のライオンズの様に、固定打順を組める程の安定した戦力は、今のライオンズにはないですが、選手を固定する事が難しいなら、役割を固定したいです。




森の前は出塁率の高い選手、後ろは長打の打てるOPSの高い選手を配置していきたいです。




選手は打順によって役割やバッティングを変えると、調子を崩す恐れもあるので、選手は自分のバッティングに集中し、首脳陣が上手く打順を組んで選手を活かして行ってもらいたいです。







森の打順が2番なのか、3番なのかはまだ分かりませんが、上位が出塁して中軸が返すのが基本です。





とはいえ、得点パターンの基本が分かっていても、出塁率の高い選手、OPSの高い選手が、ライオンズには居なかったので今季最下位だった訳です。





補強が期待出来なそうですし、主力の復調は巻き返しの絶対条件です。




失うものがない最下位チームですので、思い切った采配、プレイを来季は見せてもらいたいです。





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