ライオンズは外国人選手を総入れ替えし、来季は全員新外国人です。
5人の外国人を獲得予定ですが、今の所、エンス投手、タカハシ投手、オグレイディ選手、ジャンセン選手の4人です。
残り1人は、おそらくギャレットの代わりになる中継ぎ投手だと思われます。
野手では、大砲タイプとスパンジータイプと辻監督は話していましたが、球団からそう聞いていたのだと思います。
実際は、大砲タイプは獲得せずに、中距離ヒッターのオグレイディと、ユーティリティのジャンセンを獲得しました。
獲得調査報道では、打撃特化型のアストロズのテイラー・ジョーンズの名前が上がっていました。
テイラー・ジョーンズはメインは1塁ですが、打撃に特化した選手です。
今季の3Aでは、
48試合 .331 10HR OPS1.009 三振率20.3% 出塁率.425 長打率.584 四球率14.6%
ゴリゴリの大砲タイプではありませんが、選球眼が良く、コンタクトに優れ、スイングスピードの早い長打も打てる選手です。
まだ若く伸びしろもある事から、日本に適応出来ればホームランも量産出来る可能性もありました。
メジャーでも期待をされている選手のため、アストロズの40人枠に入り、その後ロックアウトにより交渉は出来ませんでした。また、アストロズは放出を否定したという情報もありました。
ただ、辻監督が球団から聞いていた大砲タイプは、ジョーンズだった可能性もあります。
記事によると、アストロズの40人枠に入った選手の中で、海外の球団と合意間近だった選手がいるとの事です。
思い当たるのは、ジョーンズ選手です。
ライオンズは大砲タイプの獲得を目指し、ジョーンズに目を付けましたが上手く行かずに、ユーティリティのジャンセンに方針転換した可能性があります。
大砲タイプからユーティリティへと、方針転換の方向性が独特ではありますが、記事が本当で、それがジョーンズだったとしたら、大砲タイプの獲得の必要性を球団は認識していたと言う事です。
認識していたにも関わらず、使い勝手を考えたユーティリティ選手の補強は、補強ではなく補充です。
もしかすると、ロックアウトにより、球団のお眼鏡に叶う大砲タイプの選手がいなかった可能性もあります。
しかし、内外野出来るユーティリティは、外崎、呉といるにも関わらず、役割の被るジャンセンを獲得したのは、イマイチと感じます。
厚みを持たせたという考えもありますが、戦力的には外野が空いている状況ですので、厚みを持たせるなら、同じユーティリティでも、外野メインで内野も少し出来る方が良いです。
そもそも、今季スパンジーの出番が減ったのは、打力の低下に加えて、同じユーティリティの呉の成長があったからであり、成績的にはスパンジーに劣る選手を獲得した事には疑問があります。
ただ、ジャンセンが思った以上に日本に適応し、大砲タイプにモデルチェンジ出来れば良いのですが、ユーティリティという名の中途半端な選手だった場合は、使う方の現場は大変です。
ジャンセンが、日本で打撃開花し、掘り出し物だった事を願うばかりです。
現時点で、足りないのは投手ですので、ロックアウトが解除されてもジョーンズ獲得はもうないと思います。
ジョーンズクラスになると、年俸もそこそこ高いので、その分を投手の外国人に使い、しっかり補強をしてもらいたいです。
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