年末恒例のTBSプロ野球戦力外通告に、牧田和久投手が出演しました。

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メジャー帰国後、楽天に行ったとはいえ、長らくライオンズに貢献した投手ですので、気になる所です。




ライオンズファンとして、牧田を良く知っているだけに、この番組に出る事は想像してなかったですし、引退までやれる投手だと思ってました。





個人的には、牧田の場合は、メジャー帰国後の球団選択を間違えた選手と思ってます。



多くの選手は、ベテランになると能力も徐々に落ちて来ます。




それでも雇ってもらっている選手は、主に3つの理由があります。




まだ戦力になっている選手、引退後は指導者として期待をされている選手、チームの功労者としての選手です。


ライオンズで言えば、栗山、中村は全てに当てはまりますが、松井稼頭央は指導者として、松坂大輔は功労者としての獲得でした。




牧田は、35歳で日本復帰しましたが、まだまだやれると自信があったのでしょうけど、年齢的には能力は下り坂です。長く現役を続けたかったのなら、功労者扱いされるライオンズを選ぶべきでした。




どのチームも生え抜きの選手はファンも多く、大事にしています。



牧田は、メジャー希望を叶えるために、ライオンズ球団はポスティングの上限を下げて移籍させましたし、日本復帰の際はライオンズにと背番号も空けて待ち、日本復帰の際は声もかけました。




ただ、金額的には楽天の方が条件が良く、さらに牧田が慕っている石井一久がいる事から楽天を選択しました。




牧田としては、戦力としての自信もあったでしょうし、慕っている石井GMがいるから悪い扱いはされないと踏んで選んだのでしょうけども、たった2年で切られました。




ライオンズを選んでいれば、楽天より年俸は安いかも知れませんが、生え抜きの牧田を簡単に切ることはありません。




中村、栗山程ではありませんが、チームの功労者として大事にされたはずです。






戦力外通告 第2の人生を生き抜く男たち
TBSテレビ「バース・デイ」取材班







プロ野球選手として、自分の能力に自信を持つことは大事です。



番組でも、トライアウトは自分の最後の場ではないから出ないと、何をしてでも現役続行すると言う必死感がありませんでしたし、牧田の言動からは自信があると伝わりました。




ライオンズは支配下枠が空いているとは言え、袖にされましたし、欲しいのは左打者対策となる中継ぎと、セットアッパー候補の中継ぎ、そしてファームのイニングイーターです。


今の牧田は、どれにも当てはまらないですし、どの球団も獲得に動かない現状を見ると、戦力としては厳しいと言う事だと思うので、もう獲得はしないと思います。




日本復帰後、ライオンズを選ばなかった時点で、功労者扱いはされず、能力が落ちたら切られる覚悟だったはずですので、しょうがないことです。






ただ、袖にされたとはいえ、先発に中継ぎに、ライオンズで多くの貢献をしてくれた選手です。



番組では、開幕まで待つと牧田は言ってましたが、厳しい状況は変わりません。


せめて、楽天の石井GMは、牧田は慕って着いてきた訳ですし、個人的にその後の面倒を見てあげてもらいたいです。





ライオンズのFAが近い現役選手達も、楽天の牧田への対応と、ライオンズの栗山、中村への対応を比べて、将来の事も考えて、目先の金に惑わされないようにしてもらいたいです。



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