沖縄で自主トレ中の高橋光成投手は、球速アップのためのフォーム改良に着手しています。
昨年のストレートの空振り率4.2%、一昨年は2.2%と、ストレートの質的には空振りを取るストレートではありません。
チームメイトの今井は7.0%、松本は7.7%、今や日本一の投手となったオリ山本由伸は9.9%の、ストレートの空振り率です。
空振り率が低いからストレートが悪い訳ではなく、見逃し率は17%と今井、松本と同じくらいなので、高橋光成の場合は、ストレートの球威でファールを打たせて、フォークやスライダーといった落ちる球で仕留めるタイプと言う事です。
昨年はフォーク、スライダーと落ちる球は良かったですが、ストレートはイマイチの試合が多かったので、ここを改善するための取り組み自体は良いと思います。
落ちる球が武器の高橋光成にとっては、それを活かすためにも、ストレートの力を高めてもらいたいです。
改善点としては、被弾の多さも気になる所ではあります。
高橋光成は被弾がパ・リーグ2位の23と多いですが、1位のロッテ二木同様に、これはフォークボーラーとして宿命です。
フォークが抜けてしまうことはあると思うので、被弾は増えやすいですが、ストレートの力が増すことでフォークだけでなく、決め球の選択肢にストレートも入るようなら、さらにレベルアップした高橋光成を見られそうです。
写真からも体が大きく、筋肉が凄いですが、

フォームの不安定さから伸び悩んでいた高橋光成を、エースにまで登りつめさせたのは、菊池雄星に師事し積極的に行うようになった、この筋トレの成功です。
同様にフォームの不安定さから伸び悩んでいた今井も、昨年オフは筋トレを積極的に行いました。
この方法が、誰もが合う訳ではありませんが、伸び悩んでいる投手には、是非やってもらいたいです。

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