怪我からの復帰を目指す若林選手は、トレーナーとリハビリも兼ねた自主トレ中です。
【自主トレ】
— サンデーライオンズ (@sundaylions795) January 17, 2022
@ライオンズトレーニングセンター
トレーナーの方とキャッチボールをした後、ダッシュを数本行っていた #若林楽人 選手🏃♂️💨
動画を撮り、自身の走る姿を確認している様子でした!#seibulions #埼玉西武ライオンズ #サンデーライオンズ pic.twitter.com/3JEDgio91R
普通に走っているように見えますが、試合となりテンションも上がった状態での、急な方向転換、急な走り出しや停止と言った、今回の怪我の原因にもなった瞬間的な動きに関しては心配もありますので、慎重にいきたいです。
また、前十字靭帯損傷は再発リスクもあります。焦って復帰を早めてはいけませんし、意識していないつもりでも庇ってしまう事もあり、今回怪我をした脚とは反対の脚を損傷してしまう例もあります。
怪我をした脚の筋肉の強化、柔軟性だけでなく、左右のバランスも大事になってきます。
トレーナーも付いているので、その辺は大丈夫だと思いますが、試合前後のケアも今後は念入りに行いたいです。
辻監督は、若林選手の1番打者構想を持っています。
辻発彦は秋山が去った後は、足が速い人を1番に起用する事が多いですが、若林は足だけでなく、昨シーズン5月は、18試合に出場し、月間打率.333、出塁率.385、OPS.815と素晴らしい打撃を見せました。
この、5月の.385の出塁率を、まだ経験の浅い若林がシーズン通してキープするのは難しいですが、これだけやれた月があると言うのは自信にもなりますし、期待もしたくなります。
今季が2年目の選手です。まだ将来がある選手ですが、期待をされている内に結果を出し、レギュラー定着を狙いたい気持ちはあると思います。
ただ、まずは2軍キャンプで体を慣らし、問題がなければ開幕はファームで1番センターとして試合に出場し、試合勘を取り戻していきたいです。
外野手は、金子、岸、川越、愛斗の昨年の1軍組に加えて、内外野組の呉、山野辺、ファームでも西川、鈴木、高木渉、戸川が競っています。
期待をされているとは言えども、若林選手もライバルたちとまずは競争です。
辻監督は昨年、若林を育てるために、我慢してでも使おうと思ったと話していましたが、怪我が完治し、競争に勝ち抜いてからにしてもらいたいです。
まずは、怪我を完治させる事、再発予防に取り組むこと、ファームで無双する事を目標に調整をし、1軍昇格の準備をしてもらいたいです。
若林選手への期待値は高いですが、開幕に関しては期待値ではなく、その時一番状態の良い選手を起用したいです。
シーズンを考えれば、若林選手の成長はライオンズにとって大きな戦力です。無理に開幕に合わせるよりも、シーズン通して戦えるように、しっかりと準備に時間を使ってもらいたいです。
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