現役を引退し、今季からはライオンズの球団職員となる榎田大樹投手からのご挨拶です。








東京ガスから2010年ドラフト1位で阪神に入団し、2018年からはライオンズで活躍をしてくれました。


2018年は、先発として自己最多の11勝を挙げ、ライオンズの優勝に大きく貢献をしました。



球は決して速くはないですが、左右高低と投げ分け、時には当ててしまう事はありますが、インコースにも厳しく突ける投手でした。また、ランナーを出してからが真骨頂で、ランナーを出して焦る投手が多い中、榎田投手は粘りの投球で抑えてきました。今までのライオンズには居なかった投手でした。

ライオンズとしては、大当たりのトレードでした。


戦力としてだけでなく、登板時のイニング終了時には、ベンチ前で野手陣を待ち構えている人柄や、練習では早くから球場入りして準備をする姿は、若い選手達のお手本にもなりました。


個人的には、まだ現役をやってもらいたかった選手ではありますが、人柄が良く、野球に対して真摯に取り組む榎田選手が、今季からは球団職員としてライオンズに残ってくれる事になったのは朗報です。







新しいフィールドは、球団本部ファーム・育成グループ バイオメカニクス担当兼企画室アライアンス戦略担当です。




映像やデータによる動作解析を、投手の能力向上に役立てたり、外部の研究施設や企業と連携して新しいシステムなどを共同開発します。



データ解析のプロは居ても、それを選手に具体的に理解させたり、役立たせたりするには、元プロ野球選手の存在はメリットも大きいです。榎田投手はデータには関心が高いですし、性格的にも投手の育成のために尽力してくれると思います。





今の時代、データはたくさん得ることが出来ますし、専門のプロや研究機関もたくさんあります。



情報過多の時代だからこそ、取捨選択や使い方が重要です。




榎田投手は、今のライオンズ投手陣の性格も分かっているでしょうし、関係性も出来ています。

 

今季から球団職員として従事してくれるので、早速今季から投手陣のレベルアップのために、尽力してもらいたいです。










榎田投手は、2018年の優勝の時には、人生悪い事の方が多く、楽しい事は少ないと思っていた時期もあったが、ライオンズに来てからは楽しい事の方が多いと言ってくれました。





ライオンズにトレードで来て、そう思ってくれたのは、ライオンズファンとしても嬉しい事です。





プロ野球選手として、11年間お疲れさまでした。今後は球団職員として、大きな期待をしています。



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