本日のオンライン会見で、渡辺GMから興味深い話が出ました。
主に、怪我明けの平良、若林選手の様子、来日出来ていない5人の新外国人選手について、そして育成からの昇格に関してです。
平良海馬選手に関して
年末年始の大事な時期に体を動かせなかったが、本人は数字的には筋肉量は落ちていなかったと言っていた。開幕に向けて焦らずに下地を作ってやってほしい。若林楽人選手に関して
足が武器の選手ですし、100%行けるとなるまでは様子を見ながらになる。ごまかしが効かない箇所なので。新外国人選手に関して
全員新外国人なので、こういう状況は仕方がない。ただ、コミッショナーとも話をして、直接政府にお願いをしてもらえるとのことなので、ビザがおりればすぐにでも入ってこれる準備はしている。リモートで毎日練習映像が入ってくるので、チェックはしている。投手はブルペンに入っていますし、野手はガンガン振っているので、映像を見て安心はしている。とにかく早く合流出来るように願っています。
育成の長谷川選手に関して
期待をされていて、1年で体も大きくなった。足もあり、肩もあり、マスクも良いので楽しみな選手。昨年の練習試合で、中日の抑えのエースからホームランを打つという、何か、そういう星の下に生まれたというか、、、期待したいです。支配下枠に関して
今年は外国人含めて63名でスタートしていて、2つ枠が空いている。7月までに65名にすれば大丈夫なので、あと2名は必ず上がると言う所で。良ければどんどん上げますけど、とりあえず7月までに2名、誰かは上がります。以前もGMは、育成選手を所属させられる最低ラインの支配下人数にすると話をしていましたが、今回はより具体的に、7月までに育成から2人昇格させると話をしました。
本当に最低限の支配下人数でしたね。
確かに65名いれば育成選手を所属させられますが、他球団は強いチームにするために、もっと支配下選手を抱えています。それなのに、昨年最下位のチームが、最低ラインをターゲットにしているのは不満もありますが、おそらく監督経験もある渡辺GMも分かってはいると思います、、、というか、思いたいです。
西武グループは経営的にも厳しい状況ですので、いくら安いと言っても、ライオンズ球団も予算的に厳しいと言うことでしょう。
今季のライオンズはリハビリ組に加えて、体作り優先の若い投手もいますので、ファームの投手不足が懸念されますが、自由契約選手からの補充はやはりないようです。
育成からの昇格2名の内、渡辺GMも評価をしている長谷川選手は確定でしょう。
もう一人は、戦力になる可能性を考えれば川村選手が良さそうですが、足りないのは投手ですので、赤上、出井投手のどちらかになりそうです。
昨年序盤のイースタンでの投球を見ると、赤上投手の可能性が高かったですが、そこから伸び悩みました。赤上投手も出井投手も、オフのトレーニングでどこまで伸びたかにもよりますので、ファームの試合を見て、戦力になる可能性の高い方を支配下に上げたいです。
また、素材型高卒ルーキーの羽田、黒田投手についても話をされました。
2人共投げたがりで、すぐにでも150キロを投げるだろうという球を、すでに投げているそうです。今はプロでやっていくための基礎作りをやっているとの事ですので、くれぐれも投手が足りなくなっても、ファームのイニングイーターをさせないように、大事に育ててもらいたいです。
渡辺GMの会見から個人的には、
新外国人の練習を毎日映像確認している事、若林選手は無理させない方針な事、長谷川選手が高評価な事、羽田、黒田投手を原石として育てようとしている事は、いい話だと思います。
しかし、支配下枠はコロナ禍や投手不足であっても方針転換せずに、やっぱり最低限の65名を考え、更にそれは育成からの昇格で余所からは取らない方針と言うのは、非常に残念な話でした。
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