新外国人投手、ボー・タカハシ投手からのメッセージです。
25歳の若き、日系ブラジル人3世の投手です。
日本にも親族が住んでいるとのことですので、不安も多い異国の地での生活には、頼れる人がいるのは安心感もあると思います。
漢字は分からないとの事ですが、「hitosi」と言う日本名もあるそうです。タカハシ ヒトシ投手ですね。
ブラジルといえば、サッカーやバレーボールが有名ですが、日系ブラジル人だと野球も身近な事から、元ヤクルトの松元ユウイチ選手のように、プロ野球選手になった選手もいます。
とはいえ、野球強豪国ではないので、過去の例で言えば、日本で助っ人として活躍出来るのか不安もあります。
タカハシ投手は、140後半のストレートに、スライダー、カット、カーブ、チェンジアップを投げると言われています。
速いストレートを中心に、右にはスライダー、左にはチェンジアップと基本的な投球スタイルです。
昨年は3A、KBOでプレイしました。KBOでは主に先発としての起用です。
3A
18試合89回 防御率4.45 89奪三振 32四球WHIP1.28 奪三振率9.00 与四球率3.2
KBO
7試合36.1回 防御率4.91 46奪三振 12四球WHIP1.58 奪三振率11.3 与四球率2.95
やや被弾を浴びやすいようですが、高い奪三振率は変わりません。与四球率からもゾーン内に投げ込める投手ではありそうです。
助っ人と考えると、即戦力と言う計算が立つ投手ではありませんが、長期的な目で見て、大化けを期待すると捉えれば、良い投手だと思います。
しかし、ライオンズは助っ人として獲得しました。
直近のKBOでは先発でしたが、渡辺GMは、リリーフ起用を明言しています。
高い奪三振能力を活かして、日本でも三振を奪いに行く投球を確立出来れば、使い方次第では今季から戦力になります。
ただ、まずはファームで試してみてからになる投手です。
獲得順で言えば、指標的に優れたエンス投手を1億円、オグレイディ選手を8000万で獲得した次がタカハシ投手2000万でしたので、スケールダウンは否めません。
しかし、ライオンズに入団したからには、過去の実績、国籍、年俸は関係なく、大きく飛躍する事を期待したいです。
個人的には、先発の早期降板が多いライオンズですので、先発も中継ぎも出来るタカハシ投手は、十亀投手が不調の場合は代わりに、ロングリリーフ要員として起用するのも良いと思います。
言い方は悪いですが、日本で投げてみたら大当たりだったと言う事を願う、正直宝くじ感覚ですが、投手の人数が足りないライオンズですので、育成型とはいえ、助っ人として獲得した以上、戦力になれるように起用法も考えていきたいです。
タカハシ投手の憧れは、松坂大輔氏だそうです。
松坂大輔のプロとしての始まりの地で、タカハシ投手のプロとしてのキャリアを積むことを意欲にして、将来的には帰化をし日本人扱いとして、長期的にライオンズに居てもらいたいとお願いされるのような投球を期待したいです。

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