今季はついに、敗戦処理から僅差登板へとランクアップする見込みの、田村投手です。

一昨年、敗戦処理として存在感を出し、昨年は僅差ゲームでの起用を期待されましたが、不調でファーム暮らしが続きました。
シーズン後半になり、150キロに迫るストレートと、キレの良いチェンジアップのコンビネーションが有効的に使え、1軍昇格後はプロ初勝利や初セーブと、来季に向けて良い終わり方が出来ました。
そして、今季はキャンプから良い状態をキープし、ついに僅差で使われる投手になれそうです。
オープン戦では、3試合3イニング13人の打者に対して、被安打3(内2被弾)、無四球、5奪三振、2失点という成績です。
登板数が少ないので、数字は参考程度ですが、奪三振率が15.00と高く、四球ゼロは良い傾向です。
昨年、プロ初勝利してから一皮むけたような活躍を続けています。
敗戦処理でも腐らずに、頑張ってきた選手です。試合後のブルペンでも、黙々と練習をしていました。
さっきまでファンの皆さんがいた、今日のベルーナドーム。#田村伊知郎 投手、努力を形にすべく行動!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 16, 2022
必ず良い結果に結び付きますように。#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/8zzpxxj7XF
敗戦処理から勝ちパ入りを果たした森脇投手を見て、同じ敗戦処理である自分の行き先を見せてくれたと以前話していました。
個人的にも、昨年の飛躍を期待していた投手ですが、1年遅れで現実のものになるチャンスを手にしています。
連投も回跨ぎもこなせるタフな投手ですが、今季は敗戦処理や便利屋ではなく、勝ちパ入りを目指したいです。
球威あるストレートで押していく投手ですが、オープン戦からチェンジアップが良さそうなので、ストレートの状態を上げられれば期待が出来ます。
平良、森脇投手不在のブルペン陣を支える投手として、今季は開幕から常時1軍にいられるような活躍を期待したいです。

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