昨日でオープン戦は終了し、金曜日からはいよいよ2022年シーズンが開幕します。
今年のオープン戦の結果です。

ライオンズは7勝7敗1分の7位で終了しました。
チーム防御率 2.51(4位) 失点41(3位)
チーム打率 .233(7位) 得点43(8位タイ)
投手陣の仕上がりが良い結果となりました。
ライオンズは、勝敗に大きく影響を与える得失点差が、2年連続でマイナスとなっており、チームの低迷にも繋がっています。オープン戦では、得点43、失点41と僅かながらプラスになりました。
試合数も違うので、他球団との比較は参考程度にはなりますが、得点は4チームが並ぶ8位タイ(ビリから2番め)に対して、失点は3位と投手陣の頑張りが見られます。
今年はキャンプから、投手陣は気合が入っていましたので、仕上がりも早かったですし、その結果が成績にも出ています。シーズンに入れば、オープン戦では、まだ状態の上がっていなかった野手も、状態は上がってくるので、同様に抑えられるかがポイントになります。
ライオンズ投手陣の課題の一つは、与四球の多さです。
四球でランナーを貯め、崩れるパターンに陥らないように、強い球をゾーン内に投げ込んで行きたいです。
オープン戦では、新戦力や今季の飛躍が期待できる選手の活躍が目立ちました。
新戦力では、隅田、佐藤投手、オグレディ選手、飛躍が期待される選手は、鈴木選手です。
隅田投手

3試合15回
防御率1.80 WHIP1.27 K/BB2.60 被打率.259
四球が少なく三振が取れる、流石ドラ1の活躍です。K/BBはチーム先発陣では、松本投手に次ぐ成績です。
やや被打率が高いので、ある程度打たれるかも知れませんが、ストライクを取るのに苦労する投手ではないので、ランナーを貯めてもしっかり勝負出来ます。多彩な変化球が武器の投手ですが、オープン戦を見てると、基本のストレートの出来が鍵です。変化球を活かすためにも、ストレートで押し込めるかがポイントになりそうです。
佐藤投手

4試合11回
防御率0.82 WHIP0.64 K/BB1.67 被打率.111
急遽、開幕ローテ入りとなりましたが、期待の持てる投手です。
隅田投手と比べて、奪三振は少ないですが、球威あるストレートとスライダーのコンビネーションで、凡打を築いています。
ややストレートが荒れ気味ですので、球威は維持したまま、制球面を調整出来ればと思います。
球種の少なさを指摘される事もありますが、ストレートを軸に、左にはスライダー、右にはチェンジアップ、さらには右打者へクロスファイヤーを投げきれる制球と球威があれば、勝負出来ると思います。
オグレディ選手

4試合14打席
打率.308 出塁率.357 長打率.385 OPS.742
開幕に間に合いました。
まだシーズンは始まっていませんが、ファーム、オープン戦での活躍から、当たり外国人ではないかと一気に期待が高まりました。長打もあり、力のある打球が打てているので、そのうち打球も上がりホームランも出ると思いますが、タイプ的には中距離ヒッターですし、上位を任される事も増えそうなので、ツーベースを量産するような選手になってくれると、打線の破壊力も増します。
外野もしっかり守れているので、シーズン通して活躍してもらいたい選手です。
鈴木選手

打率.333 出塁率.424 長打率.451 OPS.875
三振率9% 四球率12%
長年期待はされていましたが、ようやく今季ブレイクの兆しです。
オープン戦規定打席選手の中で、打率、出塁率はオープン戦2位、OPSは3位です。
特筆すべきは三振率の低さです。
四球も選べてますし、三振が少なく出塁出来る、理想的な1番打者の成績となっています。
ここまでは、想定以上の順調ぶりで来ています。後はシーズンで結果を出せればといった状況です。今季こそは、1軍の壁を超えられるように、開幕から活躍してもらいたいです。
オープン戦では、新戦力や若手の活躍に目が行きますが、昨年最下位のライオンズが、上位へ進出するためには、主力の活躍が不可欠です。
投手では、先発は高橋、松本、今井投手、中継ぎは増田、平良投手。野手では、森、山川、源田、外崎選手です。
彼ら主力の活躍が土台にあり、新戦力や若手の活躍がプラス出来て、初めて優勝争いをするチームとなります。
今井、森脇投手の離脱、平良投手の出遅れと不安要素はありますが、平良投手は間もなく復帰となりますし、新外国人選手もファームで調整中と、プラス要素もあります。
今季こそは、優勝を目指して行けるチームとなってもらいたいです。

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