7連敗と苦しいライオンズですが、ポジティブに行きたいので、今後チームの上がり目となる要素の紹介です。
山川選手は1軍練習に参加。

昨日ベルーナドームの1軍練習に参加。今日、明日も1軍の練習に参加予定。フリー打撃では柵越も連発するなど、打つ方は出来ている様子。
辻監督からは、まだ走れないから無理はさせないと、慎重なコメントでした。
離脱直後も、打つ方は大丈夫だけど走塁が難しいとコメントしていた事からも、状態的には完治とはなっていない様子です。
チームは連敗中で、喉から手が出る程復帰をしてもらいたい気持ちはありますが、シーズンは始まったばかりですし、見切り発車からの長期離脱を割けるための、この辺の慎重さは良いと思います。
今井投手は復帰戦で158キロ。

イースタンで復帰登板を果たした今井投手は、2回を投げて無安打2奪三振と格の違いを見せました。
ジャイアンツ球場での計測では、MAX158キロを出しましたが、数字の信憑性はともかく、速いストレートが投げられる状態に戻りました。欲を言えば、もう少しストレートをゾーン内に投げ込みたいですが、復帰登板という事を考えれば上々だと思います。
特に良かったのは、スライダー、カット、チェンジアップの変化球で、スライダーが機能していました。
ストレートの強さが注目されがちな投手ですが、変化球での空振り率の高い投手です。もちろん速いストレートありきではありますが、その変化球が機能し始めれば、1軍でも好投出来ると思います。
今後は、ファームでもう少し長い回を投げ、フィジカル的な問題がなければ、4月最終週からの6連戦でローテに組み込まれると思います。
若林選手は復帰に向けて着々と。

大怪我からの復帰を目指す若林選手は、教育リーグではファームで格の違いを見せる打撃で好成績でしたが、しばらく休養した後はイースタンで無安打が続きました。
しかし、イースタン今季初ヒットが出てからは、打撃の状態も急上昇しており、ここ3試合の成績は、打率.636(11−7)2本塁打と好調です。
休養明けからイースタンに出始めた頃は多かった空振りも減ってきていますし、後は四球も選べる事、この状態を続けられる事が出来れば、打撃面では1軍戦力になれると思います。
イースタン開幕からしばらく休養していましたが、辻監督からは気温も低いから念の為休ませたとコメントがありました。
大怪我からの復帰ですので、慎重姿勢は良いと思いますし、回復状況も一進一退です。
チームが苦しくても、将来のある選手ですし焦る必要はありませんが、気温も暖かくなってきましたし、昨日はイースタンでフル出場もしました。
1軍で試す機会も近づいて来ていると思います。
山川、今井、若林選手と、状況を打破する力のある選手も少しずつ復帰の道筋が見えてきました。
他にも、森脇投手もファームで復帰しています。
球速は140前半で、フォークもまだ調整中という段階ですが、投げられる状態になりました。さらに、新外国人エンス投手は日曜日に先発、スミス投手もファームで調整中です。
両者共にファーム投手陣の中では、頭一つ抜けたゾーン内に投げられ、空振りの取れる投手です。森選手が復帰し役者が揃った時に、まだ上位を目指せる位置にいるためにも、前を向いて戦いたいです。
7連敗となり、昨年は最下位でしたが、決して負け慣れないようにしてもらいたいです。
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