本日から、昨季左膝前十字靭帯損傷の大怪我を負った若林楽人選手が、1軍復帰となります。







昨年、5/30メットライフドームの阪神戦での守備時に怪我をしました。



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翌日抹消となり、そこから手術、リハビリと今日でちょうど1年です。





プロとしての1軍キャリアはまだ2ヶ月程度ですが、強烈なインパクトを残しました。




昨年の1軍成績は、


44試合

打率.278 2HR 10打点 20盗塁

出塁率.340 長打率.389 OPS.729


44試合で20盗塁と圧倒的な数字を残しました。

昨季の盗塁王は24盗塁でしたので、怪我をしなければタイトル濃厚でした。新人王も視野に入る活躍でしたので、怪我が悔やまれました。



また、1軍にも慣れ始めた5月の月間成績は、18試合で打率.333、出塁率.385、OPS.815と高い出塁率を残しました。

昨季優勝したセパの1番打者の出塁率は、ヤクルト塩見選手.357、オリックス福田選手.354ですので、若林選手も引けを取らない成績でした。


秋山選手が抜けて以来埋まらなかった、チームとしての課題でもある1番打者が、ようやく見つかったかもと期待を持たせる選手でした。


昨年はルーキーイヤーでしたので、この成績がシーズン続くかは未知数でしたが、強烈なインパクトを残したのは事実です。





長いリハビリを経て、今季ファームで復帰しました。





イースタンでの今季の成績は、


27試合

打率.300 4HR 11打点 3盗塁

出塁率.333 長打率.440 OPS.773


怪我前と比べると積極的に盗塁はしていません。ただ長打が増えており、ファームレベルなら格の違いを見せる打撃を見せています。


懸念されるのは足の状態です。


明らかに庇っている状態ではありませんが、特に守備時に、膝への負担が大きい急停止するような動作には心配があります。


本人は大丈夫と言っていますが、無意識に足を庇う事もありますので、試合前後のケアは徹底し、足を心配せずにやれる自信を深め、また時間が経って行けばと言った所です。






今週はセ・リーグ本拠地での6連戦ですので、投手の所での代打での起用が見込まれます。




1軍外野陣は、オグレディ、愛斗、岸、川越選手が結果を出している現状ですので、若林選手は期待値は高いですが、まずは代打からで良いと思います。



昨季44試合で20盗塁の足が注目されていますし、それが武器の選手でもありますが、出塁率の高さも武器の選手です。




盗塁は減るかも知れませんが、ヒットや四球で塁に出て、高い出塁率を維持出来れば大きな戦力です。


また、パンチ力もある選手なので、怖さもある1番打者になってもらいたいです。




継続的に試合に出続ける事が出来るようになる、完全復帰はもう少し先だと思いますが、まずは無理なく起用し少しずつ慣らして行きたいです。


また、若林選手は期待値が大きいとはいえ、まだレギュラーではないので、既存の外野手たちと競争です。



若林選手の復帰に刺激され、愛斗、川越、岸選手らの外野陣が、高いレベルで競い合ってもらえればも思います。




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