3タテを狙いに行く楽天戦です。
スタメンは、
先発は與座投手です。
昨日の平井投手同様に、左打者に課題のある投手です。與座投手の場合は、アンダースロー故の課題とはなりますが、高低、緩急を使えれば抑えてもいます。
特にインハイのスライダーが、左打者に効果的でもありましたが、制球を間違えると長打にも繋がりますので、前回は悪かった制球がポイントになりそうです。
今日も、與座投手から好投を引き出していた古賀捕手ではなく、森選手がスタメンです。
高めのストレート、スライダーを使いながらも、カーブやシンカーで緩急も使える投球を、バッテリーで見せてもらいたいです。
【結果】
今季初の同一カード3連勝です。
僅差の展開でしたが、勝ちパを休ませて、さらに楽天相手に3タテはファンとしても嬉しい勝利となりました。
【投手】
與座
7回4安打無失点と素晴らしい投球でした。
今日は、連投が続く勝ちパを休ませたい日でしたので7回まで行きましたが、連打でノーアウト1、2塁のピンチを迎えます。
この回は、楽天打線に良い当たりをされていましたし、直前の攻撃でスクイズミスで無得点と嫌な流れだっただけに不安でしたが、與座投手、外崎選手、山川選手の良い守備でのプレイもあり、何とか無失点で抑えました。
今日もストレートが走っており、球速も安定して130キロ出ていましたし、ストレートで空振りもかなり取れたパワーピッチを見せました。ピンチの場面も #與座海人 投手、#外崎修汰 選手、#山川穂高 選手の好守で阻止!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) June 26, 2022
全員が集中し、一丸となって無失点に抑えます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/9ojPmI9k5v
左の多い楽天打線には、そのストレートに加えて、森捕手がシンカーを効果的に使い抑えていきました。
勝ちパを休ませたい試合で、7回無失点は十分過ぎる結果です。
本田
制球良く投げられ3人で終わらせました。浅村選手へは全てストレートで攻めましたが、最後は147キロのストレートで打ち取るなど、力もありました。
勝ちパを休ませたい試合に、その代わりが出来る本田投手の今季の覚醒は、非常に大きな戦力アップです。
森脇
2ベースを打たれますが、その後は三振を取るなど無失点で切り抜けました。K/BBも14.00と好調です。
春先の力強いストレートは影を潜めていますが、変化球を使いながら抑えています。
交流戦明けから宮川投手の登板がありません。
怪我でなければ、ライオンズは決まった投手への負担も大きいので、宮川投手も使って行きたいです。
【野手】
試合を振り返ると、
4回、
山川選手のホームランで先制です。
歴代日本人最速の通算200号です。#山川穂高 選手の通算200号となる本塁打は右中間へ!
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お馴染みのパフォーマンスも、もちろん飛び出します!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/Aqh9fJr71z
さらに6回には、
山川選手の2打席連続となるホームランです。
歴代日本人最速の通算201号です。#山川穂高 選手の通算201号はレフトスタンドへ!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) June 26, 2022
2打席連続ホームランで、同郷の #與座海人 投手を援護します!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/bIxTghFrxK
楽天早川投手を打ち崩せない中、確実に点が入るホームランを2本も打ってくれました。
今年は頼れる主砲です。
6回には楽天攻撃時に、野球ファンとしてまずい行為もありました。
茂木選手のレフトファールフライを、楽天ファンがグラウンド内に手を出して取ってしまいました。
守備妨害扱いでアウトにはなりましたので、ライオンズとしては良かったですが、グローブを持参しているのでついつい手が出てしまったのかも知れませんね。
選手もファンもお互い嫌な気持ちになるので避けたかったです。
山川選手以外でも点が取りたい打線は7回、
川越選手が3ベースヒットでチャンスを作るも、源田選手がスクイズを空振りしてしまい、ランナーアウトとなり無得点でした。
楽天はこの回から鈴木翔天投手でしたが、源田選手からしたら、あまり良く知らない速球派左腕投手相手に、初球スクイズは難しかったかも知れませんね。
源田選手ならそれでも決めてくれると期待しての首脳陣からのサインでしたが、痛いミスとなってしまいました。
一昨日は川越選手、昨日はジャンセン選手、そして今日は山川選手の活躍で勝利です。
一昨日のヒーロー川越選手は2安打、昨日のヒーロージャンセン選手は3安打と、楽天戦のヒーロー達の状態も良いです。
貧打解消とは行きませんが、野手の活躍も見られるようにはなってきました。
ただ、やはり投手陣の頑張りが大きいです。
今日は先発與座投手も素晴らしかったですが、代役勝ちパの本田、森脇投手も無失点と投手陣が好調です。
この投手陣に打線の力が加われば、上位進出も目指せます。
その本調子ではない打線の大きな戦力アップとなる秋山翔吾選手の動向ですが、明日は試合のない月曜日ですし注目です。
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