補強期限まで残り1ヶ月となりました。




現在支配下選手64名のライオンズは、育成選手を保有出来る最低ラインである65名にするために、1人以上は支配下登録しなくてはなりません。



今年は投手陣が好調で、首位と2.5ゲーム差と優勝争い絡める位置まで上がってきましたので、本来は補強が望ましいです。今までも、優勝争いに絡める位置にいるときは、足りないポジションを埋めるために外国人の補強をしてきました。



ただ、先日秋山選手の獲得失敗でも分かるように、予算的に厳しい状況でもあるので、おそらく育成からの昇格で支配下枠を埋めることになります。







有力なのは、長谷川選手です。


高卒2年目の内外野を守る選手ですが、今季はファームで大きく成長した姿を見せています。


28試合

.321 4HR 15打点

出塁率.403 長打率.495 OPS.899

四球率10.9% 三振率12.9%

三振が少なく、四球を選べて長打も打てる打者へと成長をし始めました。


成績的には支配下登録文句なしですが、春先にスクープされて知ることになった不祥事の影響が気になるところです。


今季は見送る事も考えられますが、ライオンズは甘い所もあるので、判断が気になる所です。







また、育成4年目となった中熊選手にもチャンスがあります。


42試合

.302 1HR 18打点

出塁率.364 長打率.345 OPS.709

四球率8.4% 三振率16.1%

牧野選手が今季絶望のため、万が一他にも捕手に怪我人が出ると厳しくなるため、捕手の中熊選手にとってはチャンスがあると思います。


また、ファーストも守れるので山川選手を途中交代させたときには守る事も出来ます。


ただ、捕手としてはまだ物足りなく、ファーストとしてはもう少しパワーが欲しい所です。


ミートに長けていますが、ファーム相手なら力強い打球を打てるようにならないと、1軍クラスの投手の球威に対応出来ない可能性もあるので、長打を増やしたいです。


先日は、ホームランも打ちましたので、そこは良いアピールとなったと思います。









投手では、育成3年目の出井投手、2年目の赤上、豆田投手辺りが候補になります。



出井投手は、球速も上がりスライダーで空振りも取れるようになりましたが、1軍でとなると全体的にもう一回りレベルアップしたいです。




赤上投手は中継ぎとして期待され、春先は1軍首脳陣の前でも投げましたが、課題の制球難が改善されませんでした。

最近は先発をやるようになり、先発だと制球も悪くなく好投が続いています。空振りが取れる150キロのストレートが魅力でもある投手なので、先発の時の制球を中継ぎでも出せればと言った所です。




豆田投手も制球に課題がありますが、今季は制球も悪くなく先発としてファームで活躍しています。

スタミナもあり長い回を投げられますし、低く沈み込むフォームから、高めのストレートで空振りが取れる魅力があります。

カウント球、決め球となる変化球の精度を高められればと言った所です。




育成投手たちも、着実に成長している姿が見られますが、現状では決め手に欠けるといった状況です。






また、育成外国人のヘレラ投手は制球が良く、スライダーで三振を取れる投手です。コドラド選手も粗さはありますが、長打力を発揮しています。

それぞれ魅力もある選手ですが、外国人の場合は枠の問題もあるので、怪我で離脱となれば別ですが、現状支配下外国人を押しのけてまでといった成績ではないと思います。






成績なら長谷川選手ですが、不祥事の影響で今季は見送るのであれば、即戦力とはならないかも知れませんが、捕手の補充で中熊選手が候補になりそうです。



ライオンズは滝澤選手の昇格が成功しましたが、昇格させるなら穴埋めではなく、1軍で戦力として使えるようにしたいです。





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