パ・リーグ順位表です。
勝ったり負けたりとなかなか貯金を伸ばせなかったライオンズですが、ここに来て5連勝と一気に首位まで2.5ゲーム差まで来ました。
打線はまだまだですが、それでもここぞの1本が出るようになり、投打ともに噛み合う試合も増えてきたことで連勝となっています。
中でも今季は、ずっと課題と言われてきた投手陣が好調です。
チーム防御率はリーグ1位の2.37です。
WHIP1.13はリーグ3位、QS49.3%はリーグ4位となっています。
特に、昨年はぶっちぎりで多かった四球数ですが、今季も219個はリーグワーストとはいえ、リーグ平均は192個ですので、昨年と比べれば大きな改善となっています。
奪三振、与四球共にリーグワーストなため、K/BB2.19とこちらもリーグワーストではありますが、他球団との差が縮まった事が非常に大きいです。
中でも中継ぎ陣の頑張りは大きく、中継ぎ防御率は1.58と2位の楽天2.47を大きく引き離しています。
中継ぎ陣が、今季のライオンズの強みとなっています。
個人を見ても、
増田0.32
平良0.52
水上0.91
本田1.88
森脇1.96
佐々木1.84
宮川2.55
ボー1.89
特に、増田、平良、水上投手の勝ちパが、高いレベルで安定しています。
今季のライオンズは、先発陣のQSも上がっているので、この勝ちパが加わることで安定した試合運びが出来ています。
ただ、心配なのは登板数です。
平良36試合(リーグ1位)、水上30試合(リーグ3位)、増田28試合(リーグ8位)と登板数が増えてきています。
増田投手は、セーブシチュエーションでなければ回避する事も多いのですが、平良、水上投手は昨日のように4点差でも登板となると、今は良いですが優勝争いが本格化する後半戦の息切れが心配となります。
出遅れた平良投手、コロナで離脱した水上投手は、投げていない期間がありながらこの登板数です。
勝てるときに確実に勝っておきたい気持ちも分かりますが、試合展開や相手打線を考えて、本田、佐々木、森脇、宮川投手で凌ぐ試合も作りたいです。
昨年は、前半戦フル回転だった平良投手が後半戦パフォーマンスを落としましたし、水上投手も後半戦は疲労が見えました。
勝ちパの安定感は、今やライオンズの強みですので、優勝争いをするならこの強みは維持したいです。
先を見据えた起用や、無駄なブルペン投球をさせない事は勿論ですが、選手自身もケアをしっかり行い、シーズン通して活躍出来るようにしてもらいたいです。
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