優勝するためのラストピースへと、期待のかかる鈴木将平選手です。
オープン戦では打撃好調で、出塁率も高く長打も出るようになり、覚醒の兆しを見せましたが、シーズンに入ると結果を出せない日々が続きました。
ボール球に手を出したり、当てに行くような打撃も増え、相手バッテリーも怖さがないことからどんどんゾーン内に投げ込んで来るので、四球も選べずとなり降格しました。
降格後はファームでも結果を出せず、復調するのに時間がかかりましたが、再昇格後はヒットも出てましたし、何よりボールが見えていました。
再び覚醒の兆しを見せ始め、期待もしてましたが、運悪くコロナに感染し離脱となりましたが、8/24から1軍に復帰し、まだ1軍に復帰してから5試合ですが存在感を高めています。
元々ファームでは空振りが少なく、ミートに長けた選手です。ただ、払うようなスイングで当てに行くような打撃をしたり、パワー不足を感じさせる打球も多かったです。
そのため、オフにはウエイトにより肉体改造を行い、力強い打球が打てるようになりましたが、1軍相手となると、打ちたい気持ちが空回りしてなのか、早いカウントからボール球に手を出してしまうシーンも増えていました。
記事には8割くらいの力でスイング出来るようになってきたとコメントしてますが、良い傾向だと思います。
パワー不足を補う体を作りましたし、元々ミートには長けた選手です。打席でじっくりボールを見て、振ると決めたら力まずにスイング出来る感覚を今後も継続していきたいです。
秋山翔吾選手が移籍してから、なかなか外野が埋まらないライオンズですが、鈴木選手は秋山選手の後釜候補筆頭の選手でした。
しかし、1軍の壁に跳ね返され、その間に若林、岸、川越選手と出てきた事で、昨年は起用の優先度的には下がって行きました。
ただ、だいぶ時間はかかりましたが、今季は1軍の戦力となり始めています。
走攻守のバランスで言えば、レギュラー争いをしている外野陣の中でもトップクラスですので、後は継続的に打てるようにしなくてはなりません。
残り試合も少なくなりましたが、今季中にオープン戦の頃のような成績を出し、覚醒した姿を見せてもらいたいです。
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