勝負の6連戦、初戦は日ハム戦です。

スタメンは、

【結果】

打線に光明が見えた訳でもなく、リリーフ陣に復調の傾向が見えた訳でもないため、この勝負所の6連戦の初戦を落としただけでなく、明日以降も心配になる大きすぎる敗戦です。
【投手】

松本
立ち上がりと100球前後が課題でもある投手ですが、立ち上がりは2四球とほとんどが高めに浮く苦しい立ち上がりでした。初回は満塁まで行きましたが、何とか無失点で切り抜けると、その後は変化球が低めに決まるようになり、7回2安打8奪三振無失点と試合を作りました。
7回には150キロが出るなど、気合も入っていました。
初回の出来からよく修正したと思いますが、打線の援護がありませんでした。#松本航 投手が7回も3者凡退に抑える好投!#春日俊彰 さんも見事な後転を決めて、反撃のときを待ちます!#seibulions #ライオンズクラシック #獅力をつくせ pic.twitter.com/Dxzd5VlMob
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 10, 2022
平良
8回は日ハムの得点源である、上位打線からの打順のため登板しましたが、失点してしまいました。松本選手に四球を出すと、続く近藤選手にスライダーが真ん中に入ってしまい、タイムリーを打たれました。
公文
今日は制球があまり良くなく、高めのスライダーは清宮選手にあわやの当たりも打たれました。1アウトは取りましたが、宇佐美選手に四球を出して交代です。森脇
昨年の十亀、武隈セットのように、最近は公文投手とのセット登板が多いです。復帰後から調子が良く、今日も三振を奪い無失点で切り抜けています。
増田
痛恨の被弾です。簡単に2アウト取りましたが、近藤選手に甘い変化球をホームランにされました。変化球を待ってるところに素直に投げてしまいました。通算1000安打、先制タイムリーの次は勝ち越しホームラン🌈
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) September 10, 2022
北海道日本ハム #近藤健介 選手が延長10回に値千金の一打を放つ🔥 #lovefighters @FightersPR
👇近藤選手の今日のタイムリーはこちら!https://t.co/VgXTgPViHA pic.twitter.com/HfaJ4E0Rry
【野手】

試合を振り返ると、
1日休養を挟んだくらいでは、低調な打線は何も変わりませんでした。
初回、鈴木選手の2ベースでチャンスを作るも、森、山川選手が凡退。3回は、オグレディ選手四球から手堅くバントで送りますが、源田、鈴木選手が倒れて無得点と、得点のチャンスを逃しました。3回までは打てなくても球数も稼ぐ粘りを見せていましたが、4回以降はいつもの淡白な打線となり、そこからは凡打の山を築き得点の取れる気配もなく淡々と進みました。
しかし土壇場9回、
森、呉選手が四球を選び、2アウトながら1、2塁のチャンスを作ると、
中村選手のタイムリーで同点です。
土壇場9回2死、#中村剛也 選手の適時打で同点!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 10, 2022
勝利に向かって、諦めず食らいついていきます!#seibulions #ライオンズクラシック #獅力をつくせ pic.twitter.com/ez32QOuChL
さらに、続く代打栗山選手が四球を選び満塁となり、サヨナラのチャンスでしたが、西川選手が力ない当たりで凡退してしまいました。
西川選手はここまでノーヒットが続く選手ですし、今は守備固め要員として1軍にいますので、西川選手よりは最近打席に入っている若林選手でも古賀選手でも代打に送りたかったですが、辻監督は勝負をかけませんでした。
ただでさえプレッシャーのかかる場面でしたが、西川選手にとってはずっとヒットが出ていないというプラスのプレッシャーも常に打席でかかっています。将来のある選手なので、この悔しさを活かして貰えば良いと思いますが、この場面に関してはキャリア的にも1軍でバリバリやっていた訳ではありませんし、ちょっと荷が重かったです。
ここで結果を出して一皮剥けてほしいという、辻監督の親心が出てしまいましたかね。
結果論となってしまいますが、
ここまでノーヒットが続く事も珍しいので、そろそろ出るだろうという何となくの感覚よりも、確率的に打てる可能性のある選手を出して勝負をかける場面でした。
特に、今の貧打ではこういうチャンスはなかなか作れません。延長戦を考えるよりも、ここで勝負をかけたかったです。
選手だけでなく、ベンチも消極的となっています。
指揮する辻監督自ら、積極的な姿勢を采配として見せてもらいたいです。
ただ、そもそもここで送り出せる代打がいない野手の戦力層も問題です。育成だけでなく、ドラフトや外国人補強で改善したいです。
4番がここに来て絶不調です。
9回の満塁の場面が注目されがちですが、山川選手の打席内容の方がかなり悪かったです。
9回の長打なら同点、ホームランならサヨナラの場面では、100%ストレート待ちのところに、甘いストレートが来て打ち損じました。
いよいよまずい状態です。
とはいえ、ライオンズ打線は森、山川選手が打たなければ勝てません。そういう打線を組んでいます。
いよいよ追い込まれましたが、今年は混戦です。まだまだチャンスはあると信じて、目の前の試合を獅力をつくして取りに行く姿勢を見せたいです。
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