ライオンズの十亀剣投手が今季で引退となりました。

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流出の多いライオンズの中で、FA残留してくれた投手です。ルーキーイヤーから、毎シーズン1軍登板をしたタフな投手でもあります。



十亀投手の背番号21は、東尾氏が付けていた事もあり、ライオンズではエースナンバーでした。




通算成績は、

258登板 132先発 
防御率3.99 53勝50敗30HP3S 627奪三振
K/BB1.89 WHIP1.37




2015年には先発として11勝をあげるなど、主にローテ投手として活躍しました。印象的には、大事な試合で打たれるイメージがありますが、大きな怪我をせずイニング消化が出来るタフさは大きな戦力でした。


また、ソフトバンク松田選手との対戦成績の悪さも話題になりますが、実は対ソフトバンク打線自体との相性は良かった投手でもありました。


近年は中継ぎとして復活し、昨年は十亀、武隈投手がセット登板することも多く、貴重や中継ぎ投手でした。


今季は奪三振率が高く開幕から1軍で活躍しましたが、被弾も増え降格すると、そこからは投手不足のファームのイニングイーターとなっていました。



豪快な投球フォームから、力強いストレートと緩いカーブで仕留める投球が見られなくなるのは寂しくなります。



まだやれる投手ですが、厳しい事を言えば、今季で複数年契約が切れることもあり、現状の立ち位置を把握した上で、引退を決断したのだと思います。憶測ですが、ライオンズとしては安くない年俸ですし、構想外と言われたかもですね。






シーズン最終戦では、1軍登板の機会も持てそうです。


チームはCS行きを決めましたし、大物投手ではありませんが、貴重なライオンズ一筋の投手ですので、球団としてもセレモニーをしてもらいたいです。



長い間、ライオンズに尽くしてくれてありがとうございました。お疲れさまでした。


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