ドラフトから一夜明け、毎年恒例のドラフト採点が行われています。






採点する人にもよりますが、ライオンズは概ね平均点くらいの採点をされています。




改めて振り返ると、

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全体的に、昨年の即戦力ドラフトから、育成することを見越したドラフトとなりました。






古川、野田、山田選手と高卒を取りましたので、今ドラフトが成功なのか失敗なのかは、4、5年先に分かります。



特に、高卒野手となると投手よりも時間がかかることが多いので、良い素材を取りましたし、指導者を含めて育成環境を整えたいです。



ファームは投手コーチを厚くしましたが、出来れば来季は現場を離れる田辺コーチにも、打撃面で古川、野田選手は見てもらいたいです。



今ドラフト支配下指名選手を、現時点でポジティブな完成形を想像するなら、



1位蛭間選手 走攻守に優れた3番センター
2位古川選手 長打のある5番ライト
3位野田捕手 パンチ力もある8番キャッチャー
4位青山投手 ローテーション投手
5位山田投手 エースor守護神
6位児玉選手 堅守の9番ショート(セカンド)



実際にプロとしてグラウンドに立ち、プレイする内に当然変わっては来ますが、野手ならクリーンアップや守備の要、投手ならローテーションや勝ちパと、勝利に大きく影響を与えるような選手へと成長してもらいたいです。








また、育成選手は思い切った指名が目立ちます。



ほぼ野手として出場してますが二刀流の野村選手、7月に投手から野手に転向したばかりのモンテル選手、大学で20kg体重を増やした三浦投手、ほとんどリーグ戦に出場していない是澤選手と個性豊かな選手達です。



育成はロマン枠で良いですが、せっかくなので水上投手での大成功を活かした育成指名を分析して、育成選手のスカウティングにも取り入れてもらいたいです。











個人的に気になったのは、ライオンズお馴染みのドラ2ロマン枠の復活です。



昨年は評価の高い即戦力である佐藤投手を指名したことで、ドラ2ロマン枠はなくなったかと思いましたが、素材型の選手を指名しました。



同じように、素材の良さでドラ2となった西川選手が、思うように育っていない現状を見ると育成に不安も残ります。



今年のドラフトは不作と言われていましたし、昨年と比べてドラ2の指名順も遅いので、仕方ない部分はありますが、古川選手という良い素材を指名出来ましたのでしっかり育てたいです。



ライオンズのレギュラー陣を見ると、ドラフト上位指名者が多いです。そう考えると、育てたというよりも元々の能力の高さからレギュラーになれている、スカウティング能力が高いとも言えます。



しかし最近は、野手育成、スカウティングにも陰りが見え始めています。



ライオンズは野手育成が上手いと言われる事もありますが、実際は育成が遅れています。



自分たちの野手育成の方法に驕らず、しっかり育成方法を分析して、良い素材を活かせる選手育成をしてもらいたいです。



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