外野手争いの先頭を走ってもらいたい、愛斗選手、鈴木将平選手です。


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ライオンズは、秋山翔吾選手が移籍して以降、外野3ポジション全てでレギュラーを固定出来ず、ポジション別WARでは弱みとなっています。



今年はオグレディ選手の加入で、レフトは埋まったかに思えましたが、後半戦に大失速し来季の契約も結ばない事になりました。



それでも、オグレディ選手はチーム外野手の中では最も試合に出てましたし、助っ人としては物足りないですが、チーム外野手の中では打てている外野手でした。



来季は、そのオグレディ選手もいませんし、新外国人選手が当たるかも分かりません。また、レフトを確実に埋められる近藤選手も、多分ライオンズには来ないので、既存外野手たちに期待したいです。



今季の成績的にも期待値的にも、愛斗、鈴木選手のレギュラー奪取に期待がかかります。








今季の成績は、



愛斗選手


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出塁率.266 長打率.369 OPS.635

三振率17.8% 四球率2.5%




外野手争いの先頭を走っている選手です。


今季はチーム外野手の中ではオグレディ選手に次ぐ、121試合に出場しました。


コンタクトに課題があることから、シーズン途中にバットを短く持ちミート重視にしたことで、率も上がりレギュラー奪取一歩手前まで行きましたが、怪我もあり、また打撃に波もあり、レギュラー確定とまでは行きませんでした。


ただ、外野守備能力が高く、コンタクトに課題はあるものの、長打も打てる魅力があることからレギュラーに最も近い選手です。



外のスライダーに手が出る事も多いので、我慢できるようにしたいですし、四球率もかなり低いので、もう少し見極めを良くして四球も選べるようになれば出塁率も上がり、OPSもオグレディ選手の.695くらいはなると思いますので、もう一回りレベルアップしたいです。




来季は、レギュラーに最も近い選手から、レギュラーにならなくてはなりません。


ライオンズは今季、ドラフト上位2名で外野手を獲得しました。渡辺GMも外野が補強ポイントとの理解ですし、球団も外野手争いを終わらせようとしています。


中島裕之選手が移籍した後、ショートが埋まらずに今の外野手争い同様に、色々な選手を試しましたが、結果的に源田選手の加入で解決しました。


来季は即戦力ドラ1蛭間選手を獲得しましたので、レギュラー候補筆頭の愛斗選手は負けられません。


今までは正直、外野手は消去法での起用でしたが、来季こそは高いレベルでの争いをしてもらいたいですし、その先頭を走る愛斗選手の成長こそが競争を生みますので期待したいです。











鈴木選手


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出塁率.279 長打率.321 OPS.600

三振率10.5% 四球率3.9%





ずっと期待されていた才能が、今季芽を出しかけました。


今季はオフのトレーニングの成果もあり、身体を大きくして臨みました。その効果もあり力強い打球が打てるようになり、オープン戦では長打も増え、元々持っていたコンタクトの良さから空振りも少なく高い出塁率となった事から、理想的な1番打者となり遂に覚醒かと期待されました。


しかし、シーズンでは結果が出ずに苦しみました。


オープン戦では出ていた長打も出なくなり、相手バッテリーからすれば怖さもなくなったため、どんどんゾーン内に球威ある球を投げてくる事から四球も減り、5月早々に降格となりました。


ファーム降格後もイースタンで良いところがなく、不振が続きました。結局、復調したのはシーズン終盤となりましたが、1軍でも存在感を出せました。



守備では球際の弱さや、走塁面では脚力の弱さを見せる事もありましたが、総合的には外野のレギュラー候補です。



特に、ミートに優れた選手で空振りの少なさは武器です。反面、ミートに優れているからこそ、当てに行って弱い打球となってしまうのは課題です。



もう少し四球を選べるようになれれば良いのですが、それならばもう少し長打も増やし、相手バッテリーが多少でも警戒する打者にならなくてはなりません。



来季に向けて、松井監督の目指すスピード感のある野球に対応するために、ウエイトを落とす選択をしました。



球際の弱さやベースランニングのスピード、打球判断の悪さは気になるので、そこは改善したいです。



しかし、スピードを出すのも良いのですが、力強い打球が打てなくては意味がありません。当てるのは上手い選手なので、非力とはならないように筋力はしっかり付けたいです。









流出が多く補強の少ないチーム事情ですので、現有戦力のレベルアップは必須です。




特に弱みとなっている外野手は、愛斗、鈴木選手が引っ張る形で底上げをしたいです。他にも、1軍キャリアもある川越、岸選手、復活を目指す若林選手、ファームでは無双出来る高木渉、西川選手、頭角を現して来ている仲三河選手、さらには実績では一番の金子選手と駒はいます。



おそらく外野の新外国人も獲得すると思いますが、外野は3ポジションありますので、既存外野手達は競争をして、来季こそはレギュラーを掴んでもらいたいです。




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