今季は怪我やコンディション不良に泣いた、川越誠司選手、岸潤一郎選手です。

ライオンズの課題でもある外野を担う2人です。
1軍では結果を出せない外野手も多い中、両者共に昨年までレギュラー半くらいの活躍を見せていましたので今季は飛躍したかったですが、怪我やコンディション不良に苦しみました。
今季の成績は、
川越選手


50試合
出塁率.346 長打率.381 OPS.727
三振率25.7% 四球率11.3%
昨年は一時期OPS1.000を超えた時期があったり、今季も1週間で22打席中12出塁したりと、好調時は1軍でも大きな戦力となる選手です。
また、楽天田中投手に対しては.667(6-4)、1HR、5打点と田中将大キラーでもあります。
1軍では焦りからか、振りすぎて結果を出せない選手も多い中、川越選手はコンタクトに課題はあるものの、四球は選べていますし良いアプローチを見せています。
守備でも元投手という事もあり肩も強いですし、もう少し打席を与えて見たかった選手です。
1軍でも結果を出せているというのは、ライバル外野手達よりもリードしていますので、後はコンタクトを高めて、好調時のような打撃を出来るだけ継続して出来るようにしたいです。
ただ、走塁面ではミスもあるので、松井監督の目指す野球にフィットして使ってもらえるように、キャンプでみっちり練習もしたいです。
岸選手


45試合
出塁率.284 長打率.356 OPS.640
三振率10.8% 四球率6%
昨年の100試合から今季は45試合と、怪我もあり大きく出番を減らしました。
ただ、岸選手も川越選手同様に、1軍でも振りすぎる事なくアプローチが悪くない選手です。
爆発力こそ物足りませんが、昨年は9HRを放ち今年もIsoP0.151と長打力を秘めた打者です。
オフには2番打者を目指したいと話していましたが、上位打線としては出塁率が低いですし、どちらかと言えばパンチ力を活かして、7、8番くらいで自由に打ったほうが良さそうです。
守備に関しては打球判断が良くないです。
ミスを我慢してまで起用するという立ち位置ではないため、この辺はキャンプでみっちりやりたい所です。
外野手争いがなかなか決着しないライオンズですが、川越選手同様に1軍でのアプローチが悪くないというのは戦力化の期待もありますので、まずはコンディションを整えて来春のキャンプでアピールしたいです。
2軍で活躍しても1軍では打てない選手が多い中、川越、岸両選手共に課題はあるものの1軍でもアプローチが悪くない選手です。
西川、高木渉選手と比べるとファームでの爆発力は物足りませんが、1軍では振りすぎてしまう西川、高木渉選手に対して、川越、岸選手は落ち着いて打席に入れています。
川越、岸選手のように落ち着いて打席に入り、ボールも見れるようになり且つ、西川、高木渉選手のような爆発力があれば理想的です。
来季はドラ1蛭間選手が加入しますし、高いレベルで競争をしてもらいたいです。

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