良くも悪くも2軍の帝王になりつつある、西川愛也選手、高木渉選手です。



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両者共にファームでは圧倒的な成績を出せますが、1軍では結果を出せない、典型的な1.5軍選手となっています。



1軍の壁に跳ね返され続けていますが、ファームを見ていると魅力的な打撃能力を持っていますし、ライオンズの課題でもある外野手なだけにもどかしい選手です。






今季の成績は、




西川選手

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三振率16.6% 四球率0%

35試合と1軍の試合には出ましたが、ほとんどが守備要員です。


実力不足もありますが、正直、ここ2年ずっとヒットが出ないことで必要以上にプレッシャーがかかってしまい、打撃云々の前にメンタル面が心配です。


ファームでは良いのですが、1軍だとボール球を40%程度振ってしまうアプローチ面の悪さも目立ちます。


当たり前ですが、ヒットになる確率を考えれば、ボール球は振らずにストライクゾーンに来た球を確実に仕留めたいです。





ファームでは、

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41試合

出塁率.314 長打率.531 OPS.845

三振率14.9% 四球率5.8%



1軍で結果を出せないのがもどかしいくらいの、素晴らしい成績です。


今季はオフのトレーニング効果もあり、一回り太い二の腕にもなり長打も打てています。



個人的には、ファームでは三振率が低く長打が多い選手は1軍でも通用する可能性が高いと思っています。



その価値観なら、西川選手は三振率も低く長打も打てているので、指標的には1軍で通用する能力を持っていると思っています。



しかし、1軍ではアプローチ面が極端に悪いのが原因です。ファームでは出来ているのに、1軍だと何でもかんでも振りすぎてしまっています。



そこを改善するためにファームでも、1軍で活躍するための取り組みをしたいです。



今季は復帰後、比較的早くから結果を出し1軍に行きましたが、1軍では継続的に試合に出ている訳ではないので、まずはファームで1ヶ月以上三振率が低く長打が出ている状態を作り、万全にしてから1軍で打席に立たせたいです。



1本出れば変わってくると思いますが、ここまでヒットが出ないと気持ち的にも焦りがあると思います。ただ、その焦りがアプローチを悪くしている可能性もありますので、調子だけでなく気持ち的にも落ち着いて打席に入れるように、まずはファームで結果を出し続けたいです。










高木選手

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三振率31.8% 四球率9%

期待されながらも13試合の出場に留まりました。


調子が落ち気味で昇格した昨年に比べれば、比較的調子の良いときに昇格しました。絶好調時が短い事もあり、一番良いときではありませんでしたが、それでも悪くはない時に起用されましたが、1軍では結果が出せませんでした。


三振率を見ても苦しい結果です。


ファームでの自身の三振率と比べても圧倒的に高いですので、気負いなのか、迷いなのか分かりませんが、単純に実力不足です。






ファームでは、
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69試合

出塁率.348 長打率.532 OPS.879

三振率18.7% 四球率9.8%

イースタンホームラン王を獲得です。

ファームでの成績を見れば期待しかありませんが、なかなかファームから抜け出せません。


嵌まればファームで無双状態にもなる選手ですが、波も大きいので不調時を出来るだけ短くしたいです。


ホームラン王を獲得したのは自信にもなったと思いますが、1軍入りを期待されている選手ですので、ファームのタイトル獲得と言っても心から喜べるものではないと思います。


1軍では結果を出せませんでしたが、コロナ感染直前の試合ではボールをよく見れていましたし、ヒットも出てました。これからと言った所で感染してしまい、非常に残念なシーズンでした。



ただ、一瞬でも1軍で通用した部分の確認は出来ました。1軍では振り回してしまう傾向があるので、意識的に振らずに待って、甘く来たら一発で仕留めるような打撃が出来るように練習したいです。



また、ファームでは長打が出ているのは良い傾向ですが、やや三振率が高いのでアプローチ面を改善したいです。



飛ばす能力もありますし、センスの良い打撃も見せます。ただ、左打ちの外野手はライバルも多く、そろそろ結果を出さないと厳しいです。



来季は開幕から1軍でやれるように、オフから準備をしたいです。











両者共に魅力的な選手ではありますが、ライオンズは左打ちの外野手が飽和気味ですので、現役ドラフト候補でもあります。



ファームでのバッティングが1軍でも出来るようになれば、凄い成績を残せるだけに勿体ない気持ちもありますが、今後の伸びしろをどう判断するかです。



両者共に今のスタイルだと、ファームレベルの投手なら通用しますが、1軍相手となるとボール球を振らされて抑え込まれてしまいます。



積極的に振っていく事も必要ですが、それで結果も出ていませんので、少し控えめに我慢して甘く入ってきた球を一発で振り抜き仕留める打撃をファームでも練習し身に着けたいです。




高木渉選手は今季コロナ感染する直前は、1軍でもボールをよく見れていましたし、四球も選べるようになってからヒットも出るようになりました。




両者共に1軍ではアプローチ面に課題がありますので、改善する取り組みをしたいです。



現役ドラフトがどうなるか分かりませんが、覚醒するなら外野が弱みのライオンズでしてもらいたい選手でもあります。




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