貴重な中継ぎ左腕投手でもある、公文克彦投手、佐々木健投手です。


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ライオンズは左キラーの中継ぎ投手が不在で、左打者対策が必須のチームです。


昨年までは、左打者が特別得意ではないが左腕投手と言う事で、小川、武隈投手が担っていましたが、今季は公文、佐々木投手がその役割りを担い、シーズン通してとは行きませんでしたが存在感を出しました。







今季の成績は、



公文投手

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18試合9回

WHIP1.11 K/BB1.60

奪三振率8.00 与四球率5.00




出遅れましたが、シーズン終盤は左キラーとして大活躍でした。



四球率が高いですがシーズン終盤は制球も悪くなく、左打者に対して.174と左キラーとしての役割りを担えました。


全盛期とも言える2018、2019年と比べると、年々空振りが取れなくなってきましたが、今季は登板数は少ないですがスライダーの空振り率15%と、スライダーで空振りが取れたのは大きかったです。



来季も左キラーとしての起用がメインになると思いますが、調子が良ければ右打者の胸元へクロスファイヤーも投げ込めますので、その日の調子を見て1イニング起用、ワンポイントを判断したいです。



今季は左打者に対して、アウトローのストレートで追い込み、最後は同じようなコースからボールになるスライダーを投げ抑えるシーンもあり、左投手が講じる、左打者対策のお手本となるような投球も見せました。


全盛期は過ぎている投手ですし、来季も同様な投球が出来るかは分かりませんが、制球、スライダーの出来次第ではまだまだ活躍出来ると思います。


来季はシーズン通して1軍のブルペンに居られるように、コンディションを整えたいです。











佐々木投手

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37試合29.2回

WHIP1.58 K/BB1.33

奪三振率7.28 与四球率5.54




制球に課題はあるものの、高い奪三振能力でシーズン序盤は大きな戦力となりました。



ルーキーイヤーの昨年は、150キロ近いストレートを武器にファームでも良かったため1軍でも登板しましたが、制球難から戦力化までは行きませんでした。さらに、コロナ自粛期間中に球団ルールを破った事で謹慎となる、反省も多いルーキーイヤーでした。


しかしシーズン後のフェニックスリーグでは、先発としてK/BB15.00と驚異的な数字を残し頭角を現しました。



先発としてはスタミナに課題もあり、今季は中継ぎとして開幕を迎えましたが、開幕から中継ぎとして大活躍です。速いストレートとキレの良いチェンジアップのコンビネーションが効果的でした。


特にチェンジアップは、空振り率26%と大きな武器となっています。



被本塁打0、GO/AO2.29とゴロアウトが多いことからも、鉄壁の二遊間がいるライオンズ向きの投手です。左打者に多く起用されましたが、右.324、左.240とベンチの期待に応えました。




シーズン後半は、序盤の登板過多に加えてコロナ感染もあり調子を落としました。



今季を見ていると、調子を落とすと復調までやや時間のかかるタイプです。特にストレートの球速が140後半出ていないと、武器であるチェンジアップを活かしきれないため、球速はキーになりそうです。


ライオンズには少ない左の中継ぎ投手として重宝されていますが、便利屋としての起用が続きました。今季は左の平井投手のような使われ方です。


シーズン序盤のような投球が出来れば、勝ちパ入りしても可笑しくない内容でしたので、来季はそこを目指して課題の制球をレベルアップさせたいです。





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