ライオンズを支える、エース高橋光成投手、4番山川穂高選手です。

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今季も投打の柱として、チームの最下位脱出、そしてクライマックス進出へと導いてくれました。





高橋投手

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26試合175.2回

WHIP1.16 K/BB2.51 QS80.8%

奪三振率6.56 与四球率2.62 FIP2.95




今季もチームのエースとして安定した投球を見せてくれました。



特に昨年のQS65%から今季は80.8%(HQS57.7%)と、加藤、山本投手に次ぐリーグ3位となる大幅改善です。



今季は投球フォームを変えて挑んだシーズンでした。シーズン始めはまだ馴染んでいないような感じではありましたが、徐々に効果も表れ、今季は昨年よりも制球面が良くなりました。



投手の能力を表すFIPも、昨年の4.19から2.95へと大幅に改善しました。



今季もフォーク、スライダーと落ちる変化球中心の投球で試合を作りました。空振り率もフォーク14%、スライダー13%とキレも良かったです。



ただ、パ・リーグには山本由伸投手という大エースがいますので、高橋投手をエースと呼ぶには物足りなさを感じる方もいると思います。



高橋投手はイニングも投げられますし、試合も作れますので現状でも先発として十分ではありますが、ここで満足はせずに、ここぞの試合で勝てる大エースになれるようもっと上を目指してもらいたい気持ちもあります。




そのための課題はストレートです。



今季もストレートの空振り率3.6%と、元々空振りが取れるストレートの質ではないため決め球は落ちる変化球とはなりますが、変化球一辺倒ではせっかくのキレの良い変化球が活かしきれません。



フォーク、スライダーと落ちる変化球の良い投手ですので、それを活かすためにも基本のストレートで押して行けるような投球スタイルも取り入れたいです。



高橋投手のストレートは、空振りこそ取れませんがファールを打たせる球威はあります。まだ若いですし150キロ出せる投手ですので、ベテランのように変化球で躱す投球ではなく、力で押して行き最後は変化球で仕留める投球にしたいです。



また、長いシーズンですのでストレートが走らない試合もあると思います。それでも落ちる変化球を活かすためには、真っ直ぐ系統の球は入れたいのでカットを有効的に使いたいです。



今よりももっと良くなる可能性がある投手ですので、さらなるレベルアップを期待したいです。


今季もストレートで押していく投球を見せた試合もありましたので、来季は捕手も変わりますしバッテリーで話し合って、より良い方向に行けるようにしたいです。












山川選手

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129試合

出塁率.375 長打率.578 OPS.953

三振率21.6% 四球率12.9%






ここ2年の鬱憤を晴らす大活躍のシーズンでした。本塁打、打点の2冠王です。



出塁率3位、長打率1位、OPS2位と怪我による離脱はあったものの、4番として存在感を十分出せたシーズンでした。



怪我もあり満足な成績が残せなかった過去2シーズンでしたので、今季は復活するためにシーズン前から4番として圧倒的な成績を残すと発言し、自らにもプレッシャーをかけて臨みました。


有言実行、ホームランバッターとして圧倒的な成績を残しました。


シーズン終盤に失速したのは反省点ですが、ライオンズ打線自体が山川選手に頼りすぎマークが集中してしまった部分もありますので、これはチームとしても改善しなくてはなりません。



過去2シーズンは打率も残そうとしたことで打撃に狂いが生じ、さらに怪我も重なりました。そこで今季は、原点回帰でフォームも戻し臨んだ事が功を奏しました。元々、無駄の多い打撃フォームなのですが、山川選手にはこれが合っています。



来季は盟友である、森友哉選手がいない打線を引っ張って行かなければなりません。


四球数はチームトップ、敬遠もチーム19個の内13個が山川選手と勝負を避けられる場面や、勝負に来ても厳しいコースに来ますので、チーム死球数の1/3は山川選手です。


そうなると大事になるのは、山川選手の後ろを打つ5番打者です。



現状の適任者は栗山、中村選手だと思っていますが、来季40歳の大ベテランにいつまでも頼れませんので、新外国人や若手の台頭に期待です。


メヒアのような打撃特化の新外国人が取れれば理想的ですので、スカウト、球団の頑張りに期待です。



また、5番が頼りないと責任感の強い山川選手ですので、多少のボール球でも打ちにいく可能性がありますが、これをやると山川選手のバッティングが崩れやすくなります。



今季もありましたが、悪いときの山川選手はボール球に手を出し、ストライクを見逃す傾向があります。打席で迷いが顔に出ている時もあるため、泥沼に嵌らせないようにしなくてはなりません。



来季もライオンズは、山川選手中心の打線ではありますが、あくまで中心であって山川選手のみに頼る打線ではいけません。


もうどこからでも点が取れる山賊打線ではありませんので、上位が出塁し中軸が返すという基本的な部分を徹底出来る打線を組まなくてはなりません。


山川選手なら、コンディションさえ悪くなければ来季も結果を残してくれると思いますので、周りがサポート出来るように補強、成長をしていきたいです。




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