オーナー会議で2024年から、ファームに新たに2球団参加する事が決まりました。




今シーズン中にも巨人から提案がありましたが、2024年シーズンから新たに2チーム増やして新ファームリーグ構想「NPBビジョン」がオーナー会議で承認されました。




来年春から公募を始めるとの事です。




今回は新規参入ではなく、あくまでファームリーグに参加の形を取ることで、野球協約にある30億円の機構への納入はありません。



既に、「ハヤトインベストメント社」が静岡を本拠地に構え参加を希望しています。




新規参入ではなくファームリーグへの参加ですので、ドラフトには参加はしないため選手集めをどうするか、経営的に維持できるかなどの課題はありますが、詳細は今後決まってくると思います。



ただ、ファームを興行化するとしても、ある程度体力のある企業でないと厳しいので、やると決めたからには経営的に健全且つある程度の赤字も耐えられる企業を選定したい所です。





個人的には、ビジネスとしてファームの試合を運営出来るアイデアがある企業が良いです。そのアイデアが上手く行けば、ライオンズも真似して取り入れられます。



昔と比べて、ファーム施設も改善されてきていますし、今後プロ野球ビジネスを拡大するためにも、ファームの試合も興行として考えていくことも必要です。



新たに参加する企業にとっては、独立リーグに参入するよりも注目度も高まりますし、媒体に取り上げられる機会も独立リーグよりも多くなると思いますので広告効果もあります。メリットはあると思います。



プロを目指す選手達にとっても、2軍とはいえプロの選手と対戦出来ますし、プロ球団の眼にもとまりやすくなりますので、入団したい選手も多いと思います。




しかしそうなると、独立リーグは維持出来るでしょうか。




今回の承認で言わば独立リーグがファームチームとして正式に参加するような形となりましたので、有力選手は新ファームリーグに流れそうです。



独立リーグはおらが街のチームとして、地域密着が売りではありますが、選手達にとっては地域貢献よりもプロを目指したいのが本音だと思います。



新ファームリーグが始まる事で、独立リーグとのバランスもどうなるのか注目となります。








2024年シーズンからファームは14球団となります。




現在イースタン7球団、ウエスタン5球団なので収まりの良くイースタン8、ウエスタン6にすると思います。



現状、プロ志望のアマチュア選手はドラフトでのみ入団出来る決まりですので、今回のファーム拡大により囲い込みなどの裏道を使う事は出来ません。



裏道が出来てしまうと廃止の流れになる可能性もありますので、純粋にファームの興行化、野球ビジネスの拡大の方向で進めてもらいたいです。




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