年末なので今季の振り返りです。

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昨年の年末は、昨シーズン最も期待を裏切り自己ワーストの成績を出し、ライオンズファンからもヘイトを集めてしまった、金子選手の奮起を期待し取り上げさせてもらいました。





昨シーズンは、怪我をしているのではないかと疑う程の絶不調でした。



奮起を期待された今季は、長所の足の衰えは見られますが、レフト守備の高さは健在でしたし、何より打撃面で復活したのは大きかったです。



ただ肉離れで2度の離脱と、癖になってしまったのは悔やまれます。




来季は複数年契約最終年です。


楽観視出来る立場にはいませんので、怪我を完治させ、今季見せたような打撃でチームの戦力になってもらいたいです。








そして、今年の年末も昨年の金子選手同様に高い能力を持ちながら、成績が奮わなかった選手を取り上げさせてもらいます。



ルーキーとしては酷なシーズンとなってしまった、隅田知一郎投手です。

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ライオンズファンに、ポジティブな未来を見せてくれたデビュー戦でしたが、その後は勝ちに恵まれず1勝10敗と大きく負け越しました。




制球と変化球が武器の投手ですが、ストレートに課題があります。



相手チームも追い込まれると多彩な変化球が厄介という事で、早いカウントからストレート狙いで来られ、打ち崩されてしまいました。



今井投手のように球威で押していくタイプではなく、制球とキレで勝負する投手ですが、疲労やメンタル的に勝てないことで自分にプレッシャーをかけ過ぎたのか、自慢の制球も乱れるようになり、ストレートもキレなく球速が出ているだけの状態となり、泥沼にハマりました。




ただ指標的には悪くなく、シーズン前半は高い奪三振能力に少ない与四球率と、ライオンズ3本柱に負けない成績でした。




そのため、持っている能力は高いと信じています。



今季は援護率1.78と極端に低く、被打率.285も高かったですが、これらは運の影響も大きい指標です。



今季は勝てない事でプレッシャーを感じ過ぎていましたので、自分を信じて長所である制球、変化球を崩さないようにしたいです。






今オフは、みっちりトレーニングのスケジュールを組んだとの事で、必死にやっているようです。




課題はストレートです。



ファーム相手なら空振りが取れていたので、全く駄目な訳ではないです。



もう少し出力を高めたい所でもありますが、それ以上に出力を高めても制球を乱さないようになれれば、空振りは取れなくてもファールでカウントを稼ぎ、変化球で打ち取れる投手です。




個人的には、変化球を活かすためにももう少し平均球速を上げてもらいたいのと、制球も含めて回転数を意識してストレートの質を向上させてもらいたいと思ってます。



まだまだ若く伸びしろもある投手です。



変化球が武器なのは変わりませんが、それを活かすためにもストレートでも勝負出来る投手になってもらいたいです。







また何度か書いてますが、今後チームを背負う投手になるのであれば、頭を使って投げられるようにもなりたいです。





エースと呼ばれる投手達はダルビッシュ投手のように、少なからず自分なりの哲学がありますし、捕手任せにはせずに自分でも考えて投球をしています。



特に隅田投手の場合は、細かいことは抜きで球威で押していくタイプではありませんので、エイヤーで目一杯投げるのではなく、投球術という部分も磨いて行きたいです。





個人的には、1勝10敗という見た目の悪い数字以上に、前半戦に見せた指標的な良さで来季に期待を持ちたい投手です。



明日から年も変わりますし、気持ちも新たに来季は先発として高いパフォーマンスを見せてもらいたいです。




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