今オフFA移籍濃厚の山川選手に関する話題です。
昨年オールスターでの浅村選手の雑談がテレビに抜かれた事で、山川選手がソフトバンクに行きたがっているという事が世間に知られました。
記事では、ソフトバンクは山川選手と仲の良い嶺井選手を事前に獲得し、やりやすい環境を整え、近藤選手に提示したような巨額の条件を提示して山川選手を獲得するのではないかと言う事ですが、ライオンズファンからすれば複数年契約を拒否したことで移籍は既定路線と分かっています。
球界最多のFA流出球団のファンをやっていれば、複数年契約を固辞した事で山川選手の残留が無理な事は分かります。
プロとして意識の高い選手ですし、目立ちたがり屋な選手でもあるので、当然自身の価値を図る物差しの一つとして年俸には拘ると思います。
ライオンズは近藤健介選手に6年24億を提示したとも言われていますので、お金がないわけではありません。
山川選手には生え抜きの大砲という事を考えれば、5年総額25億くらいの提示は無理をすれば出せると思いますが、怪我も増えてきた来季33歳になる山川選手へ長期の複数年契約はリスクも高いですし、無駄金の使えないライオンズとしてはやらないでしょうし、やらなくて良いと思います。
それに、近藤健介選手への巨額提示を見る限り、金銭的な条件でソフトバンクには絶対に勝てません。
ただ、あえて残留の可能性を考えるなら、、、
監督手形を含めた終身雇用に加えて、外国人補強費を大幅に削減しその分を山川選手に上乗せすればライオンズでも巨額提示が可能です。
今季の外国人選手5人の総年俸は推定4.75億です。これを推定3500万のボー・タカハシ投手クラスの外国人に来季は総取り替えすれば3億が浮きます。
3500万の外国人選手5人だと、ただの数合わせとなり外国人に期待は出来なくなりますが、浮いた3億をプラスすれば山川選手に巨額な提示も可能です。
育成外国人を増やしその中からマシな選手を翌年支配下入りさせる方法を、山川選手の契約年数分毎年毎年やれば外国人補強費を山川選手に回せるので、ソフトバンクに負けない条件も可能になると思います。
そこまでしないと条件的には厳しいです。やはり、今までの常識を超えた近藤健介選手の大型契約が響いています。
普通に考えれば、ライオンズがそんなことをしたらチーム崩壊に繋がるのでやらないでしょうけども、山川選手の男気に賭けるだけでは残留は難しい状況です。
山川選手自身にもライオンズへの思い入れは当然あるでしょうし、ファンとしても常識的な範囲での条件で残ってもらいたい所ですが、ソフトバンクが常識を超えてくるようになったため流出は避けられないでしょう。
ただ、ライオンズとしてはまだ正式に決まってはいないため、次世代の大砲をスカウティング、育成しつつ代わりになる外国人も見極め流出の準備をしながらも、山川選手の心変わりを期待して誠意を持って残留交渉はしてもらいたいです。

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