大型補強を続けるソフトバンクは、レンジャーズ3Aから有原投手の獲得にも成功しました。



大型補強はまだ終わってなかったですね。



今年のソフトバンク編成は本気です。





有原投手はメジャーでは思うような結果を出せませんでしたし、2021年には肩の手術をしましたのでどのくらい出来るからは分かりませんが、まだ30歳ですし術後順調ならまだやれる投手です。





ライオンズは投手の駒が少し足りないので、先発が出来る有原投手を取れるなら欲しかったですが、ソフトバンクが絡むということはそもそも獲得出来るくらいの金額ではなかったですね。








ソフトバンクの補強のペースが凄まじいですが、当時の日ハムのエースであった有原投手を本人の強い希望もあり、僅か1.5億程度の譲渡金でメジャーに送り出したにも関わらず2年で同一リーグのソフトバンクに行かれるのはライオンズ的には今後が怖いです。




ライオンズも牧田投手の時に、大した譲渡金にならなくても本人の強い希望もありポスティングでメジャーに送り出しました。そして、日本復帰の際は声をかけたにも関わらず、楽天に行かれました。



日ハムファンの複雑な気持ちはとても理解できます。




今まではメジャー挑戦は応援する流れでしたが、結局メジャー経由でのライバル球団への移籍は、FA流出と変わりません。




僅かな譲渡金で2年位でライバル球団に復帰するくらいなら、FAの方が人的補償もありますし、そう考えると球団としてはポスティングの旨味はありません。





ライオンズでは、数年後には高橋光成投手のメジャー移籍が控えています。




あくまで現段階での話しですが、今はメジャーからの評価は決して高くない部分は有原投手と共通する部分です。



このままの評価なら、大した譲渡金にならないですし戻ってこない可能性も高い中、エースを放出することになります。



ライオンズファンとしては、メジャー移籍するならメジャーで現役を全うしてもらいたいですが、万が一上手く行かなかった時に、僅か2年程度で日本のライバル球団に復帰されると、気持ち的にもかなり痛いです。



夢だからと泣く泣く僅かな譲渡金と引き換えに送り出したエースが、まだやれる状態でライバル球団で投げる姿は見たくないです。



個人的には、メジャー移籍直訴は仕方ないと思いますが、ポスティングはあくまでFA取得前年です。多額の譲渡金が入る見込み、つまり売り時ならそれより前も経営状態や補強の見込みを考えて検討の余地はありますが、ライオンズはFAで選手獲得は出来ないので、そもそもその分の予算は必要ないですしそう考えるとFA取得前年まで待ってもらうのが基本です。



選手の事を考えると、若いうちから勝負をしてもらいたいというファン心理は理解しますが、


有原投手の今回の移籍を見れば、ポスティングはFA獲得前年まで待って欲しいという、球団と同じ気持ちになります。







有原投手に関しては手術をしましたし、以前のようには行かないという意見もあると思いますが、ソフトバンクの強みは例え契約している期間で1試合も投げられなくても、経営的に痛くも痒くもないところです。



松坂大輔投手もそうですし、複数年契約の斉藤和巳投手もそうでした。



ライオンズなら予算内編成なので皺寄せが他の補強に来るため、リスク管理は慎重になりますが、そこを無視して獲得出来るのはソフトバンクの強さです。



残る所属先の決まっていない日本人メジャーリーガーは、筒香、澤村選手ですが、流石にソフトバンクはもう良いです。


ライオンズは支配下枠はまだ空いていますし、既存戦力に期待するだけでなく、若手の成長を待つ間だけでも1軍で戦力となる選手の獲得に動いてもらいたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします










スポンサードリンク