トミージョン手術からの復帰を目指す伊藤翔投手が、1年5ヶ月ぶりに打者への投球を行いました。




まだまだバッピの段階ですが、ようやく打者相手に投げることが出来ました。





リハビリ頑張りましたね。





手術前は肘の痛みから腕を下げてサイドスローで投げていましたが、痛みもなくなれば再び本来のオーバースローに戻せると思います。






ライオンズは一昨年、斎藤、粟津、伊藤、上間投手と実に4人もの支配下投手がトミージョン手術を行いました。



1軍の実績で言えば、伊藤投手は4人の中では最もある投手です。



不安定さはありますが、150キロを超えるストレートを投げたり、変化球のキレも良く1軍でも通用していた時期もありました。調子が良いときの変化球は変化量も大きく、見ていても曲がっていく所がよく分かるレベルです。



特に、手術を行った一昨年のシーズン序盤はストレートの球速も出ていて、変化球とのコンビネーションで1軍の戦力にもなっていました。



ただ、球速が150キロ出たり、140そこそこだったりと不安定さがありましたので、投球フォームの再現性を高めて安定して高いパフォーマンスを出せるようになりたい所です。






先発も中継ぎも出来る器用な投手ではありますが、突き抜けたものがない所はデメリットでもあります。




おそらく中継ぎとしての復帰が想定されますので、ロングリリーフを担える中継ぎとして存在感を出してもらいたいです。




調子が良いときの変化球のキレは非常に良いですので、これを活かすためにもストレートの球速も140後半は常時出したいですし、制球も磨きたいです。







手術後のインタビューでは、小学生の頃から肘は痛かったと衝撃の告白をされていました。



順調に完治となれば、痛みなく投げられるのは十数年ぶりとなります。



痛みと付き合いながらの野球人生でしたので、簡単には肘を気にしない投球は出来ないかも知れませんが、肘が馴染んで来た頃にはどんな投球を見せてくれるのか楽しみでもあります。





にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします











スポンサードリンク