キャンプも近づいて来ました。


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2022年は前年度最下位から3位Aクラスに入りましたが、終盤の優勝争いで大コケしましたので当然満足の行く結果ではありません。




2023年は新監督となり気分一新、優勝をするために既存戦力の底上げをキャンプで行いたいです。



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ただ、気分一新する前に昨年の課題を確認し今季は改善しなくてはなりません。




ライオンズは投手、守備のディフェンス力が向上した反面、打撃が低迷しました。投高打低のプロ野球といえども、ライオンズはかなりの貧打です。





ディフェンス力の向上は、今までのドラフト戦力がもたらせた結果です。




流出が多く補強の少ないライオンズには、ドラフトが全てです。




投手力を高めるために、投手中心にドラフトをしてきた成果が出ていますが、その分野手の穴が埋まりません。全体的には小粒化しています。




昨年の課題である貧打解消は今季の大きな課題ですが、戦力的には厳しいです。








球団も手を打たなかった訳ではありません。珍しく昨年は補強に動きました。




しかし、


森は出て行き、近藤は来ず、秋山翔吾は帰ってきませんでした。




この3人が今季ライオンズ打線に居たとなれば、かなりワクワクする打線となっていただけに、あれもこれも叶わない補強弱者のチームとしては辛いところです。





個人的に辻監督は好きな監督でしたので、あまり松井監督就任は好意的には捉えていませんでしたが、流石にこの戦力で戦えと言うのは松井監督に同情します。






とはいえ、ライオンズで監督をやると言うことはこういう事ですので、何とか育てながら戦って行くしかありません。




辻󠄀監督も、そういう試練を乗り越えて連覇を果たしました。








戦力補強がないのであれば、出来ることは工夫することしかありません。




データを駆使してスタメンの最適化、1、2軍の適切な入れ替えにより調子の良い選手を起用する、調子、相性を考慮したローテーション、ロングリリーフの活用による中継ぎの疲労管理などなど、当たり前の事を徹底してやらなくてはなりません。



新監督あるあるですが、自分の色を出すために特定の選手を優先起用することが多々ありますが、この戦力で依怙贔屓起用はなしです。





さらに、弱者としての戦い方も必要です。



相手のウイークポイントを見つけ、そこをしつこく繰り返し攻めるようなチームとしての作戦を立て、それを選手に徹底して行わせたいです。




起用に関しても、基本は王道パターンで良いですが、ライオンズ先発陣の完投能力と中継ぎ負担を考えれば、例えばアンダースローの與座投手と左の速球派の佐藤投手の2人の先発を組み合わせて1試合作るような奇策も良いと思います。




戦力が足りなければ工夫して、全ての戦力を有効活用しなければなりません。







渡辺監督の頃から今まで、ライオンズはイケイケドンドンの勢い野球がチームカラーでもありましたが、戦力を考えれば勢いに乗った所で天井も見えていますので、ミスを減らし、相手の嫌がる事を徹底して出来るチームにならなくてはなりません。





しかし、昨年の若手の諸々の判断ミスを見る限り、野球を知っている感じは受けないため、あまり向いているようには思えませんが、松井監督はディフェンシブな戦いを目指すなら、キャンプで選手たちに叩き込まなくてはなりません。





キャンプでは、松井監督が目指そうとしている野球を走攻守と具体化し、そういった組織的なプレイの習熟に力を入れてもらいたいです。




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