本日のロッテ戦は、地元埼玉の浦和学院出身の両先発対決となります。
埼玉県民や高校野球ファンには、特に楽しみな投げ合いですね。
先輩の小島は、高校2年でエースとして全国制覇を成し遂げるなど完成度の高い投手でした。一方、後輩の渡邉は、甲子園準々決勝敗退でしたが、大器の片鱗を見せるなど将来が楽しみな投手でした。
プロに入り、お互いローテを任される投手になりました。
順調に成長した時の完成形は、渡邉の方が魅力的な投手だと思いますので、本日の試合を今後、大きく成長するためのステップとしてもらいたいです。
スタメンは、
対左打者が課題の渡邉です。
5番以降は左が続きますので、注意が必要です。膝下へのカットや、低めのスプリットを制球良く投げて行きたいです。【結果】
山川のホームランに、押し出し四球2つと勝てる流れでしたがトドメを刺せず、逆にトドメを刺されました。
優勝争いしているロッテのモチベーションは高いので、決められるときに決めておきたかった試合でした。
【投手】
渡邉
勝ち投手の権利がかかる5回、先頭への四球から失点し、同点に追いつかれて交代です。課題の左打者に対してスプリットを使いましたが、甘く入り同点タイムリーを打たれました。今日は全体的に球も高く、制球がイマイチでした。空振りも取れず三振もゼロでした。
初回はレアードに外一辺倒で打たれましたが、強い球をインコースに一球見せられる制球と度胸も持ちたい所です。
公文
渡邉が作ったピンチで、左が続く所で登板です。移籍後は制球良く投げられていましたが、今日は先頭の安田に四球を出すと、続く藤岡に初球の甘いストレートを打たれて逆転されました。
特別左キラーではないですが、今後もこういう場面で登板すると思います。いつも抑えられる訳ではないので、しょうがないですが、先頭に四球というライオンズらしさはいらないので、次回は無失点で切り抜けられるようにしたいです。
ギャレット
今日は良いギャレットでした。
ストレートとカーブのコンビネーションで2三振です。安定感にかける投手ですが、今日のような投球をコンスタントに見せてもらいたいです。森脇
今日は制球がイマイチでした。ワンアウトは取りますが、ヒットと四球でピンチを作り、左が続く所で武隈に交代です。武隈
が、今日は制球がイマイチで、いつものように空振りも取れずに苦しい投球でした。
最近はチェンジアップのキレが復活気味ですが、今日は左打者相手という事もあり、チェンジアップではなくスライダーを多投しましたが、真ん中に行ってしまい走者一掃させてしまいました。
田村
7回で試合を決められてしまいましたが、誰かは投げないといけない状況で、2イニング無失点で投げてくれました。敗戦処理はモチベーションも難しいと思いますが、チームとして1人で賄ってくれるのは非常に助かります。
【野手】
3安打で4点を奪 う良い序盤の流れでしたが、そこで止まってしまいました。
試合を振り返ると、
やっと出ました。山川の2ランホームランで逆転です。
埼玉西武・山川選手が逆転となる2ランホームランを放つ!#山川穂高 #seibulions @lions_official
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) September 26, 2021
◆選手名鑑で山川選手の動画/ニュース/成績をチェック!https://t.co/l3ysZJ6Jj3 pic.twitter.com/5nxPUZh792
序盤ですぐに逆転出来、且つツーアウトからの2ランはチームとしても大きい得点です。
3回、
ワンアウト満塁のチャンスで中村でしたが三振。しかし続く、
外崎、栗山の連続押し出しで2点追加です。
が、3回以降はランナーすら出せませんでした。
ロッテ小島とは昨年から、何度も何度も対戦してますし、完全に抑えられる訳でもないのですが、要所で決めきれません。
オリックス山崎もですが、各球団のこのくらいのクラスの投手に抑え込まれる事が多いです。
ライオンズキラーのソフト東浜やオリ宮城クラスならともかく、ローテ4、5番手クラスの投手に何年も抑えられるのは悔しいです。
来季は、打撃コーチも代わるでしょうから、ローテ4、5番手くらいの各球団にいるライオンズ専用機達を攻略出来るように、分析、対策を取ってもらいたいです。
試合に出るのは選手ではありますが、首脳陣も含めて現場の責任だけではなく、球団として取り組んでもらいたい課題です。
↑↑ポチッとお願いします