ライオンズは昨日の敗戦で、今季最多の借金11となりました。
優勝はおろか、3位までの道のりも険しい状態です。
もちろん可能性がゼロではないので、選手、首脳陣たちには諦めずに上を目指して戦ってもらいたいです。
昨日も書きましたが、最近の傾向として、序盤で先発が大量失点することで、敗戦ムードとなり打線は淡白に、投手は敗戦処理していく悪い流れがあります。
来季に向けて育成にシフトしたのであれば、我慢して先発を使うのも良いと思いますが、上を目指すのであれば、残り試合も少なくなったので、この悪い連鎖を断ち切るために今だけ限定的に、大量失点する前に平井や十亀をロングリリーフさせるのも良いと思います。
先発も早期降板したのなら、中6日も与えないで投げさせれば良いです。
チーム一丸となって貪欲に勝ちを掴んでもらいたいです。
ただ、
今季は今ある戦力で戦うしかありませんが、来季は的確な補強が必須です。
投手が失点を減らし、野手がそれ以上に点を取れば勝てるという視点から言えば、得失点差は勝敗に大きく影響を与えます。
近年の得失点差を見てみると、
(年度 得点 失点 合計)2018 792 653 +139
2019 756 695 +61
2020 479 543 −64
2021 416 464 −48
投手の弱さを打線がカバーして勝ってきたチームですが、得点力が大幅に弱体化しています。
2020は中継ぎの頑張りで失点を減らしましたが、今季はその失点も増えそうです。残り35試合で、4点台のチーム防御率通りに進めば、失点は600くらいになります。
最近の負けこんでいる状況から、伊原、田辺政権を思い出してしまいますが、その2014も得失点差−26で5位でした。
西武グループは金銭的に厳しい状況ではありますが、他球団が積極的に補強をしている中、ライオンズも補強しなければ、暗黒期到来になってしまいます。
幸いな事に、森、山川という打線の核が居て、源田、外崎という守備の要もいます。
FAが近い彼らの流出も阻止しなければいけませんが、
タレントが揃っている間に、守るだけの補強から攻める補強もしなければチームは強くなりません。
広島の大瀬良のようなエース級のFAは金銭的にも難しいですので、やはり外国人です。
まだチームは今季を諦めずに戦っていますが、渡辺GMを始めとするフロント陣は、来季に向けて戦力分析、補強プランを今から推進していってもらいたいです。
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